2018年02月28日

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yukigesiki fujisan.jpg


こんにちは。

私は現在、人間ドック、健康診断などの、健康管理をしている医師です。

専門は、リハビリテーション、心療内科、認定産業医そして東洋医学、特に経絡(鍼)治療です。

また専門としてではありませんが、仏教をはじめとする東洋思想、特に仏教の深層心理学である「唯識」や中医学に興味を持っています。日々、それらを健康増進のために役立てております。


ところで・・・

ご自身の人生について、

興味をお持ちでしょうか。

自分自身が、あるいは人生が

面白いと感じることはありますか。

プライベートでも仕事でも、

本当に興味が尽きず、何かに

打ち込める時間はありますか。




近年、

変革の時代と言われて
久しいのですが、

私たちは今、
まさに時代の過渡期に
居合わせています。

経済的な危機や地球環境など、
問題が山積しています。

このような時代に、
私たち一人ひとりが

人生をより楽しく豊かに
生き活きと過ごすには
どうしたらよいのか。


そのような問いから、
このブログの開設に至りました。


人生に生きがいや、
仕事にやりがいを持てず、

家族や社会の中で
「居がい」として過ごす価値を失い、
人間関係に悩み、

生きる意味を喪失している方が
非常に増えています。

経済的な生活苦により、
生活保護を受ける方。

ワーキングプアが叫ばれ、
社会構造が変化し、

年功序列や昇給システムも
崩壊しつつある現在、

今後、生き抜くために必要な
人間力を改善するには、

人生を問い直すしかない
と感じています。

人生の意味、
そして人生の目的とは一体何か・・・

それをもう一度、ご一緒に
考えていきたいと思いました。

ここでは、様々な人生に関する命題、
疑問を問いかけ、あなたと共に、

あるべき人生の方向性を
見出していきたいと考えています。


少しでも、お役にたてれば幸いです。






            

以下「カテゴリー」内の
おすすめコンテンツの一部を
ご紹介しましょう。


(一か月程度更新されない場合もありますが、基本、毎週土曜更新です。)

スマートフォンの場合は右上のマークを
クリックし下記指定の
カテゴリーへお進みください。




「フラワー・オブ・ライフ」
Flower of Life
連載中



「フラワー・オブ・ライフ」に隠された意味とは。私たちの「生活」「生命」をも意味するこの図形に託された意図は何か。まったく新しい解釈がすべての「花」に「価値」を与える。
gerbera pl..jpg
 ご参照はカテゴリー内
「Flower Of life」から
エントリーして下さい。
あるいは下をクリック。
http://souzounotane.seesaa.net/article/452360610.html






『神聖なる世界』
全11回



神聖なる世界を垣間見る。ベールの彼方の世界、謎に包まれた世界、黄泉の国やパラレルワールドなどは存在するのか、神聖幾何学をベースに東洋哲学との再融合を図る。
00b.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『神聖なる世界』から
エントリーして下さい。
あるいは下をクリック。
http://souzounotane.seesaa.net/article/449200463.html






『富の循環』
全10回



『富』の一端を担い経済構造を支える『お金』というシステムを考え出した私たち人間社会が進むべき「豊かな生活」とは何か。本当の『富』とは、裕福とは何かをもう一度問う。
index.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『富の循環』から
エントリーして下さい。
あるいは下をクリック。
http://souzounotane.seesaa.net/article/446115633.html?1484958527






『「悪」の根本原理』
全10回


『悪』の概念的な背景にある様々な解釈や見立て方を知り、私たちの認識の中に潜む『悪』の根本原理を見抜く。最後に『悪』を通して私たちに課せられている命題とは。
ルシファー全身.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『悪の根本原理』から
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あるいは下をクリック。
http://souzounotane.seesaa.net/article/443077825.html?1478697213






『男女関係 ジェンダー』
全11回


人間関係の原点である男女関係、ジェンダー、サイコセクシャル、セクシャルマイノリティーなど性の問題を解説。『性』のコントロールや方向性について検証します。
Eros Έρως-και-Ψυχή-Αντόνιο-Κανόβα-Μουσείο-του-Λούβρου-2-700x466.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『男女関係 ジェンダー』から
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『7つの習慣』と『八正道』
全10回

啓発本の大御所が掲げる「原則」と、古(いにしえ)の東洋の智慧に迫る。真の成功とは、そして正しい行いとは何か。古くて新しい解釈を、心の立体モデルを用いて挑みます。
HexaMatgram 八正道_image.bmp
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『7つの習慣』と『八正道』から
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「ビジネスに必要なメンタルスキルとは」
全30回


新しいビジネスの概念を提示し、そのためのメンタルメンテナンススキルを解説します。私たちの文化や伝統的価値観からメンタルタフネスを実現する方法を学びます。
Tulips.jpg

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『ビジネス メンタル』から
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「テーゼ 人生とは何か」
全22回


人生における目的から、最終的に私たちが到達すべき方向とは・・・自らの人生を切り拓くために必要な知恵を10項目としてまとめています。

Forest.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『人生の道標』から
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「食の安全性」
全8回


和食が健康食として世界に認められた今、日本人が食文化を見直し新たな形で世界へ発信する必要に迫られている。「良質な食材」とは。健全な社会へのメッセージ。

1280px-Ecologically_grown_vegetables.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『食の安全性』から
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「手作りシリーズ食材編」
適宜更新



「食の安全性」でお話しした「良質な食材」を利用した身近な料理をご紹介しています。シチューやカレーなども市販のルウを使用せず、少し手間を掛けても美味しく健康的に召し上がれるよう工夫しています。
039.JPGrole13.jpg
 ご参照はカテゴリー内
『手作りシリーズ食材編』から
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「陰陽五行論」
全8回


五行のなかでも、五常という人間の徳目「仁、義、礼、智、信」と五志という人間の感情「怒、喜、思、悲、恐」の関連をまとめています。

流注図球Vol.2_image.bmp
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『陰陽五行総論』から
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あるいは下をクリック。
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以上、ご参考になれば幸いです。




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2018年01月20日

フラワー・オブ・ライフ 第四部 3.開花の回転 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第四部 

3.「開花」の回転







バラ3.jpg





 

 前回は、『展開』とは『態』を表わすものであるというお話しをしました。

 この『態』とは、秩序観、公平性、そして活力であり、「フラワー・オブ・ライフ」の中心にそれを担う力、あるいは能力があるのではないか、というお話しです。

 中央には、いったい何が『存在』するのか。

 ということで、今回は「フラワー・オブ・ライフ」の核心に触れていくために、『開花の回転』としてお話しを進めて参ります。では、早速はじめましょう。




T.回転の意味




 前回は、宇宙の話など、少し現実離れしている例えをお話ししたので、今回は「フラワー・オブ・ライフ」の核心に迫るということで、私たちが身近に感じる例でお話しを進めて参りましょう。

 私たちは、普段の生活の中で、何を重要だと感じているのでしょうか?。

 重要だと考えているからこそ、『悩み』があることを考えると、世の『悩み』を見立てると重要なことが見えてきます。

 世の中の『悩み』を大別すると、だいたい次の六つに集約されるといいます。


一つは、美容と健康

二つは、時間とお金

三つは、人間関係と自分自身



これを、「フラワー・オブ・ライフ」の『展開』を担う『態』に当てはめてみましょう。


美容、健康は『秩序観』

時間とお金は『公正性』

人間関係と自分自身は『活力』



になると思います。

 私たちはこれら問題の全てを包含しており、問題だからといって決して無視することのできないものです。だからこそ、これらの『悩み』が生じるのだともいえるでしょう。

 ご覧いただいたように、結果的に『悩み』とは『生活』、すなわち『ライフ』の傍らに常に存在するものであることが分かります。そしてなによりも、他人からは見えにくいものです。

 そして方や私たちは、「実態」(姿形を持つ者)として日々呼吸をし、食事をとり、眠ります。これも私たちが『生きる』という現実的な『態度』です。その姿勢そのものが、『生活』であり『人生』となっていきます。

 中心の核に居(お)わすこれらの『存在』を見つめる目。

 それは『中心』の『存在』そのものであろうと考えられます。

 特に『陰陽』の二極分化を強調することにより、この回転のメカニズムやセンスが失われてしまうことがあります。

 非常に単純な理屈なのですが、『陰陽』の『対極図』も中心が巡らなければ、その意味が失われることに気付かなければなりません。
index対極図.png

 止まっている『対極図』を分析しても何も見えてこないというのが本当の答えなのです。
 
 これら『悩み』の解決とは、巡らせることに他なりません。

 「フラワー・オブ・ライフ」は人生の羅針盤であり、道標(みちしるべ)でもあるのです。
 



U.水準、状態、段階





 「フラワー・オブ・ライフ」の『開花』について、ご説明しておりますが、『開花』というプロセスがどのように『展開』していくのか、ということが主題です。

 ここには、最終的に『意識』にまつわる認識が必要となります。

 それは、認識論や存在論という単純な見立てではなく、そこにそれらをジャッジする『意識』の存在があったということを認めていくことに他なりません。

 私たちの『意識』は、脳があるから『意識』が生じているという考えが一般的ですが、その『意識』をもたらす大元の『識』、これを仏教では『イシキ』(カレシとおなじような発音で)と呼んでいます。

 この『イシキ』は、基本的には土台としての『水準』を表わします。このブログ内でも『神聖なる世界』の第二章『天界と魔界』のところで、意識について述べています。

 全ての最終的な評価に関与する判断には、この『水準』が関わっています。

 それは、以前ご説明した結球するキャベツやレタスの芯の部分と同じです。ただ、本当はそれだけではありません。

 切り取られたキャベツやレタスを観察することは、回転していない『対極図』を見ているのと同様、何も見ていないことになるのです。

 存在と認識の狭間にあるもの、それは、さらに大いなる『イシキ』の存在です。

 それは、台地そのものであり、それにプラグインしている『根』の存在も見ていかなければなりません。

 切り取られたキャベツにはそれがどうなっているのかを見ることができません。

 台地が『イシキ』という『意識』の『水準』を決定しています。逆に『意識』が『イシキ』に影響しています。

 これらの『意識』と『イシキ』が深く関与した『認識』と『存在』には、『識』と『在』の意識の『水準』が大きく関与しているということです。


 表現が繊細な領域に入ってきたため、描写を細かくしなければなりません。3Dの立体映像が映し出す世界は、人の顔など睫毛の一本一本がプログラムされて描かれています。

 ここでお示ししている神聖幾何学としての「フラワー・オブ・ライフ」の全貌は、まだ仮説の段階ですが、おそらく、ここに示す線の一本一本に語彙が映し出され、意味が付与されているのだと思います。
1000px-Flower_of_Life_19-circles.svg.png

 私たちはそれを思い出さねばなりません。



 

V.マインドの構造






 このことを思い出すために、以前、六角構造の周囲に「疑問詞」を置き、その質問に誠実に正直に率直に答えると、ミッションが見えてくるというお話をしました。

 私たちの「マインド」=(こころ)の構造は、この中心を占める六角形の構造のこととご理解していただいて良いでしょう。

 ただし、これはいわば《種》なので、「神聖」なる「秩序」と「調和」を保った状態を表しています。

 私たちが実際に生活している、あるいは、「私」という存在が、「この世」に「在る」という状態をしめしているのが、フラワー・オブ・ライフの構造です。 
八正道_image.bmp
 この図がフラワー・オブ・ライフの構造そのものであり、全ての構造がこの中に包含されています。非常に厳密に役割が決まっていることを現わしています。

 私たちが「秩序」から生まれ、そして「秩序」に還っていくこと、その他の全ての「原因」と「結果」が集約されています。

 私たちが営んでいる世界は、全て「スピリット(知帯)&ソウル(感帯)」の働きに依るものです。それは「原因」として働き、「ボディ(理帯)」に「結果」が現れます。

 この「ボディ」も含め全てを御存じなのが、中心に居(お)わす「神」なのです。周囲全ての六角構造の中心に「神」は顕現し「スピリット」と「ソウル」が存在する部分に「能力」が生まれます。

 この「能力」にも「神」の意志が差し向けられています。

 この働きの「結果」を基に、「神」は天の采配を常に行います。すなわち「神」は全てを観ておられるわけです。


 


W.「マインド」と「自我」






中心にある「紫色」の六角構造が

「自我」です。

正確には「自我」を導く存在です。

その周りを取り巻く白い六角構造部分が

「自分」
です。

そして、最外周の六角構造と「自分」との境界が

「マインドフルネス」

を意味し、最終的な
「自己実現」

の状態を表しています。

 
 3つの面が『展開』したことにより、白い領域が生まれてきます。以前もご説明した通り、これが、私たちの占有している領域、すなわち、自分の『存在』とお考えいただいて良いでしょう。

 中心の自我と周囲を囲む外層の六角構造は、全て「秩序」の世界であり、自我の周囲を取り囲む白い領域は、自分の存在です。そしてこれを「緩衝帯」と呼ぶこともお話した通りです。

 この「緩衝帯」のお陰で、私たちは比較的自由に自律性を持ってあるいは「自覚」をしながら、選択の自由性を任されているのです。

 これが「間」(緩衝帯)を持つ「人」であるという「人間」の所以です。

 動物や昆虫など、自然界の人間以外の命あるものは、緩衝帯での自由性が低く制約されている状態になっています。環境や自然の定めに従わざるを得ません。しかし、人間はこの領域の自由性が高いからこそ、選択の自由性を生かせるのです。

 いわば、それを「神」から任されている、とお考えいただいても良いでしょう。

 そして、この領域があるために、間違いや酷いことも起こり得るのです。

 トライ&エラーの繰り返しにより、人間は本当の智慧を知る、そのことを一番寵愛の念で観ているのが、私の中にも全ての人の中にも居(お)わす「神」であり、自然の恵みであり、それを担う「精霊」の存在です。

 すべての物は、形あるものも形なきものも含めて、「神の顕現」であり、それは、全てが「秩序」の内に機能し、神聖なる目的の実現に向けて、世界は揺り動かされています。

 それは、全てのものへ「成長」を促し「浄化」を助け「調和」を生み出す作業です。
 
 私たちは、そのことに気付き始めています。

 大霊の御意志によって、全てが動き、全てが定まり、全てが整うのです。


 さて、次回は、いよいよ「フラワー・オブ・ライフ」の最終回。

「フラワー・オブ・ライフ」の『開花の秘密』について、お話して参りましょう。





本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。











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2018年01月13日

フラワー・オブ・ライフ 第四部 2.開花の展開 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第四部 

2.「開花」の展開








バラ.jpg





 前回、東洋思想の『陰陽』理論を基に、「フラワー・オブ・ライフ」の動きにまつわるお話しをして参りました。段階的に形つくられる内部の構造的なシステムに『フラクタル』が含まれており、また、六点のチャージポイントの存在が『展開』を生み出す核(コアスポット)となっていることも以前確認した通りです。

 今回の『開花の展開』を解説するためには、前回の『陰陽』という対極を見極め、その『陰』と『陽』の間に『展開』を創起させるチカラがあることを証明する必要があると思います。

 中心の影響が、他の六つのコアスポットにも波及すると考えれば、オリジナルの動きがどのように『展開』に関与しているかを観ていくことが大切であると思われます。

 今回は、このような中心を意識した『展開』の動きを探って参りたいと思います。




T.展開の所以(理由)





 そもそも、なぜ、『展開』しなければならないのかを考えてみましょう。それは、そもそもなぜ『花』は咲くのか。というような問いに近いと思います。

 その問いには、『陰』と『陽』の発想が役に立つと考えています。

 循環や巡りと考えても良いと思いますが、たとえば、『思想』と『科学』の共存や、『技』と『術』、『感情』と『思考』など私たちは二項対立的な発想をしがちです。

 はじめに、『基本四象限』のお話しをしたと思いますが、この時点では、『個々人』と『集団』、『内面』と『外面』のように物事を縦と横の二つの軸から判断していました。

 そしてさらに、これらの見立てを変化させ、立体として見立てた時、考慮する要因は二つではなく、三つの面に広がりました。

 前回の『八綱弁証』でも『陰陽』は結果として理解され、その要素は『虚実』『寒熱』『表裏』という三つの側面から演繹的に考えられていました。

 私たちが、これら三つの側面(アスペクト)のうち、少し見えにくいと思われるのは、『表裏』のアスペクトであり、これが、『公私』の境界になることは以前お話ししました。

 この『公私』の境界が実は『展開』の大元であると考えています。
理の面の境界.png

 これは、細胞の分裂に見立てた考え方なのですが、細胞が分裂するときは、対極に中心体や星状体などができ、ここに遺伝子が集約されて分裂していきます。
 細胞分裂.jpg
 この作業は普段、私たちの身体の中で、当たり前に行われているのですが、感覚的に言えば、以下に示す3つのことが同時に進行していると考えられます。

一つは、
確実な情報伝達システムが起動される。

二つは、
新たな細胞を平等に生むための能力。

三つは、
細胞を刷新し新しいチカラの源となる。


もう少し、簡潔にいえば、


時間

公正

活力



に関与しているといえるでしょう。

 一つ目の確実な情報伝達システムを起動しているというのは、過去から未来への『時間』に関与し、二つ目の新たな細胞を平等公平に生み出す能力は、細胞間の『公正性』に関与し、三つ目の細胞を刷新し新しいチカラの源とは、『活力』そのものに関与するということです。

 『展開』は、これらすべてに関与しているのですが、はじめのきっかけとして私たちに最もよくわかることは、『情報伝達システム』であると思われます。

 ですから、これが、『理の面』に関与する所以なのです。

 情報の担い手である、遺伝子の働きは、よく御存じだと思いますが、このような『展開』においては、物理的な空間と時間を確保しなければ、それらの変化できる反応も起こらないとするのが一般的な考えだと思います。

 しかし、私は、まったく異なる発想もあるだろうと予測しています。

 それは、物理的な時間や空間という、私たちが認識しているような『意識』のレベルで『展開』が起こるのではなく、これは、むしろ『公正』や『活力』、さらに大いなる『意志』という『存在』自体が生起させているということです。

 『存在』とは『存』と『在』の組み合わせで、物事の『能力』と『状態』を示す言葉です。

 能の下に心と書いて『態』。基本的に、この『態』が本当の『展開』の理由であろうと思うのです。




U.『態』と『展開』の狭間





 つまり、この『展開』という言葉は、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への移行を示す『状態』を示す言葉であると同時に、それらの『態』を表わしているということです。

 『態』をもっと一般的な言い方で表現するならば、『態度』といっても良いかもしれません。

 この『態度』とはいったいなにか。

 『展開』と『態度』の間には、どのような関係性があるのでしょうか。

 この『態』を示すものは、今、細胞分裂のところでご説明したように、三つのことを示します。

一つ、時間的空間的な秩序観

二つ、平等公平などの公正性

三つ、競合、仁愛などの活力




 そして、これらの原動力は、中央に、ある空間を生み出すのです。

 お話しが壮大になりますが、それが宇宙ではブラックホールのようなものかもしれません。最近の情報では、ブラックホールの周囲には、私たちに関する情報の全てが記憶される淵があるとされています。

 まさに、私たち内部のマインドの淵に感情や思考能力や物理的感覚などのセンサーが載っているように、ブラックホールが理解されるようになってきました。

 私たちに内部の感覚は感じ取れません。喉元過ぎれば熱さを忘れます。

 宇宙から生命体まで、首尾一貫した繋がりを持っているとしたら、それは、今、ご説明した三つの事に関与することなのでしょう。

 私たちは、秩序の世界から生まれ、秩序の世界に還っていきます。

 その中心にいつも『存在』しているもの、それは、何かという答えには、まだ少々検証が必要だと思います。しかし、現時点ではそれこそが、内なる『神』なのではないか、とお答えしておきましょう。

 では、これら三つの側面は、内なる『神』とどのような関わりをもっているのでしょうか。あくまでも仮説としての見解ですが、そのことを次回、『開花の回転』でお示ししていくことにしましょう。





本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。









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2018年01月06日

フラワー・オブ・ライフ 第四部 1.開花の段階 (所要5分)









「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第四部 『開花』

1.「開花」の段階







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 今回から、最終的な「人生の花」の「開花」についてお話しして参りましょう。

 「開花」がどのように為されるのか、これを「フラワー・オブ・ライフ」の神聖幾何学的な立場から例えると『展開』という言葉が最もその様子を表わすと考えています。

 『展開』は、英語では『エキスパンション』膨張や拡張するという意味合いから、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」に移行する過程で、中心と周囲六点の「場」が「拡張」し新たな領域が生まれるというイメージにつながると思います。

 また、この「場」については、エネルギーポーションとして以前ご説明しておりますが、それらの部分から『エキスパンション』するプロセスを『展開』と表現しています。

 したがって、平面的な「フラットランド」が幅を持ち領域を占有するという単純な物理的な変化はもちろんのこと、ある種の機能的な能力や、エネルギーを担うフィールドも『展開』と同時に新たに生じることになるのです。

 これら物理的な変化は『理の面』に、そしてある種の能力は『知の面』に、また、力を担うフィールドは『感の面』にそれぞれ幅が与えられることになります。
 
 これら『展開』の段階は、今後も様々な検証を必要としていくと考えられますが、現状で把握され得る範囲で解説を試みようと思います。

 では、それぞれの『展開』がどのように進むのか、その段階についてお話しをして参りましょう。


T.中心の展開と『フラクタル』




 初めに、『花』の構造的なことを確認しておきましょう。

 『花』は『開花』に際し内部でその準備を着々と進めているはずです。いわば『蕾』の段階から、『開花』へ向けての準備は始まっているのですが、神聖幾何学の「フラワー・オブ・ライフ」の立場から見ますと、「シード・オブ・ライフ」の状態が『種』であり同時に『蕾』であるとお考えいただいて良いでしょう。

 これは、フラクタルな構造として理解していただいても良いと思います。まるでロシアの人形『マトリョーシカ』のように、人形の中に人形が、またその小さな人形の中に、さらに小さな人形が入っているような構造のことです。
index.jpg
 これらの構造は、身近な例では、レタスやキャベツなどの結球する野菜などにもみられます。特にキャベツはその芯の部分は最後まで同様の構造を取りつづけます。
indexキャベツ.jpg
 図のように断面にしてしまうと少し分かりにくいですが、葉経の順序や成り立ちなど、小さくなってもその形状を維持し続ける構造的性質を示しています。

 「フラワー・オブ・ライフ」は、まず、これらの構造的性質と中心の芯の部分の『展開』が構造の基本的土台になっていると考えられます。「雪の結晶」が中央から周囲へ派生していくように、中心の芯から生起していきます。

 私たちが生まれてくる経過を想像していただければ明らかですが、「命」の誕生は、全て小さな存在から徐々に大きくなるという首尾一貫した法則があるようです。

 お母さんのおなかの中で、十ヶ月と十日過ごす中で、外界に旅立つ準備をするのです。

 「フラワー・オブ・ライフ」と「シード・オブ・ライフ」の構造的な違いをよく見ると、「フラワー・オブ・ライフ」の中心の核となる部分は、閉ざされています。
八正道態1_image.bmp
 そこに何らかの作用が加わり、あるいは何らかの要因により、物理的に空間を占有する「場」が生じることになります。
八正道_image.bmp
 これらの「場」は、「白い緩衝帯」としてご説明していますが『展開』により、このような「緩衝帯」と呼ぶ新たな領域が誕生することになります。

 西洋の幾何学的構造を詳細に追及する視点と、東洋的な全体を見渡しながら定義を見出す視野の両方の観点から『展開』を考えてみましょう。

 洋の東西を問わず、どちらの観点も必要とされているのですが、どちらかといえば、西洋は『形』にまつわる分析的な視点であり、このような『展開』というダイナミックな『動き』にまつわる理解には、特に東洋思想的な視野が必要になると考えられます。




U.東洋思想的『展開』





 東洋思想の観点から言えば、この『展開』を生じさせる根本的な作用や要因とは、「陰と陽の交わり」と表現するのが妥当でしょう。

 東洋医学には「八綱弁証」という考え方があります。


陰証・陽証
患者の体調や生命力の状態。
からだ全体の反応の性質を示す。

虚証・実証
慢性病などの性質や患者の体力を示す。

寒証・熱証
からだの冷感・悪寒・熱感などを示す。

表証・裏証
病気の進行状態、病期などを示す。


 上図のように、「シーズ・オブ・ライフ」上に、虚実、寒熱、表裏が乗り、そこに物理の法則をあてはめれば、そのまま、上下、左右、前後の関係になります。

 この八綱弁証は、主に病気と向き合う身体の仕組みを総括的に表したものなので、「生命」自体を生み出すこととあまり関わりがないと考えがちですが、ここに一つのヒントがあります。

 ほぼ十ヶ月の間、私たちは母親の胎内に居るのですが、胎内に存在する胎児は母親にとって「異物」であると捉え、お腹の中で「異物」を抱えながら育むという実にミラクルなことをしています。

 特に一般的な感冒などは、非常に短い期間体内に細菌やウィルスが侵入したときに生じる「短期的反応」なので、免疫的な反応を踏まえつつ抵抗力を付けるような働きが起きています。

 方や妊娠は、ある一定のあいだ生命を育む仕組みを通して、お互いの免疫的なメカニズムが補足し合い、「長期的反応」で相乗的に内部に抵抗力を生み出していきます。

 やや荒っぽい表現ではありますが、この仕組みを理解するために、以下、模式的に陰陽の関係を示します。
 
下図の白く抜かれた立方体すべてが「陽」となります。

まず、上下関係です。
陰陽3.png

左右の関係を示します。
陰陽2.png

最後に前後の関係を示します。
陰陽1.png


 図をご覧になればお分かりいただけるように、心理の「領域」が「陰」すべての位置であり、身体の「領域」が「陽」すべての位置であることがわかります。

 ですから単純に、虚・寒・表が陰となり、実・熱・裏が陽となります。最終的にその総和と申しますか、演繹的(えんえきてき)に総体を見立てた上で、最終的な「陰陽」の性質に分けられるという考え方になります。
八綱弁証.png


 ここから『展開』の段階的な成長が促されていきます。その仕組みの詳細については、次回、「開花」の展開でご説明しましょう。



最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。

  







 



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2017年12月16日

フラワー・オブ・ライフ 第三部 4.八方の展開 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第三部 展開

4.八方の展開









tulip-violet.jpg




 今回で、第三部『展開』も最後となります。『展開』の最後に「シード・オブ・ライフ」の様々な見立てについてお話しておこうと思います。

 今回は特に仏教の『八正道』との関連について解説をして参りましょう。


 八正道とは、仏教の教義の中でも中核を占める教えであり、お釈迦様が最初に説いた説法とされています。

 仏教において涅槃に至るための八つの実践徳目で、四諦(苦、集、滅、道)のうちでは「道諦」にあたり、お釈迦様の説いた「中道」の具体的内容ともされています。

 八つの正しい行いが、人生の生き方、歩み方をより豊かにしてくれる徳目と密接に関連しています。

 皆様も「中道」や「中庸」という言葉をご存知のことと思います。仏教では、断・常の二見、あるいは有・無の二辺を離れた不偏にして中正なる道のことです。

 そもそも「中道」や「正しい」こととは何か。「正しさ」ということについて、特に言葉の定義やそれらの行為について私たちは考えさせられます。

 「正義」や「公正」、「正直さ」そして「正道」などのセンスをどのように身に付けるのか。

 これは、いつの時代も人格的な成長を担うスキルとして問われることですし、『八正道』は、これらについて大きなヒントになる教えであると思います。

 そのエッセンスが、「シード・オブ・ライフ」の中に含まれています。

 これから、簡単にご説明して参りましょう。
 


T.『八正道』と神聖幾何学



 「八正道」については、このブログ内でも『7つの習慣と八正道』でもご説明していますが、今回の『フラワー・オブ・ライフ』の『展開』とどのように関わるのか、解説して参ります。

 まずは、マインドを表わす『心の立体モデル』の説明から致しましょう。

 この立方体は、基本的には「シード・オブ・ライフ」の中心構造の六角形とほぼ同様の構造とお考えください。

 立方体の一つの頂点と透視軸のもう一つの頂点を見立てた図です。

立方体のそれぞれの角に球体を配置し、周囲に6つ、中心1つ合わせて7つ確認できると思います。
八正道六角0_image.bmp

 球体だけを表示してみましょう。中央の黄緑色の球体の裏に一つの球体が隠れてるのがみえますでしょうか。
八正道 球2_image.bmp

 少し立方体の角度を変えて、裏にある球体を見てみることにしましょう。
八正道 六角2_image.bmp

 いかがでしょうか。紫色の球体が見えてきました。これで、遠近感をもって8つの球体が確認できたと思います。
八正道球1_image.bmp

 これらの球体が、『八正道』のそれぞれの要素を示しています。

 『八正道』とは、『正見』『正思惟』『正語』『正業』『正命』『正精進』『正念』『正定』の8つになります。しばらくこの図をご覧になり、それぞれどれにあたるのか、考えてみて下さい。


いかがでしょうか?。






U.四つの軸との関係





 今度は、球体それぞれを立方体と見なして『八正道』のそれぞれの位置をお示ししましょう。
八正道fig.png
 上図では、中央手前にある『正業』の黄緑が見えていませんが、本来の中心を担うべき徳目として存在します。

これら八つの徳目と四つの軸の関係性をお示ししましょう。


『正見』から『正思惟』の軸

『正語』から『正業』の軸

『正命』から『正精進』の軸

『正念』から『正定』の軸


 以上、それぞれの四つの軸が存在することになります。

 ここでは、非常に簡潔にお話しを進めますが、これらの軸と五蘊(ごうん)が関連しています。

 五蘊とは、色、受、想、行、識という物質界と精神界との両面にわたる一切の有為法、つまり因縁の和合によって造作された現象的存在の一連の連続体を示す語彙です。

 簡単に言えば、「意識の成り立ちの過程」が示されています。

 「色」はほぼ物質界を示していますが、以下次のように意識の流れが生じるとされています。

色蘊(しきうん)
人間の肉体や物質
(例:桜そのもの)

受蘊(じゅうん)
感受作用
(例:桜をみて美しいと感じること)

想蘊(そううん)
表象作用
(例:眼を閉じて桜を思うこと)

行蘊(ぎょううん)
意志作用
(例:桜を瓶に生けよう思うこと)

識蘊(しきうん)
認識作用
(例:「桜」と認識すること)


 両者の関係をまとめますと、以下のようにその流れを示すことができます。

色蘊

『正見』から『正思惟』の軸

受蘊

『正語』から『正業』の軸

想蘊

『正命』から『正精進』の軸

行蘊

『正念』から『正定』の軸

識蘊


 となります。 

 色蘊は『正見』を司り、『正思惟』から『正語』は受蘊、『正業』から『正命』は想蘊、『正精進』から『正念』が行蘊、『正定』が識蘊という見立ても可能です。



 立体的に見て頂くと分かるのですが、色、受、想、行、識の「五蘊」は、下記の図のように配列しています。

<図 五蘊>
五蘊.png


 となります。

六根はこれにを加えて下の図のようになります。
<図 六根>
六根.png

 そして、これらの意を汲み認識する、つまり「意」から「識」の境界に存在する「能力」として六境という境界があります。
<図 六境>
六識.png


 軸との関係を見て頂ければ分かりますが、

『正見』は「色蘊」、自明な世界の掟を
眼で「見る」ことからはじまり、

『正思惟』から『正語』で「受蘊」、
内なる声を「聞く」ことになり、

『正業』から『正命』で「想蘊」、
歴史の香を「嗅ぐ」ことになり、

『正精進』から『正念』で「行蘊」、
行動として「味わう」ことになり、

『正定』で「識蘊」、触知と察知の掟を
身で「触れて」感じることになります。



 今回は、般若心経の解説ではないので、あまり詳細には触れませんが、これらの見立てにより「マインド」がどのように形作られているのかを垣間見ることができます。

 第三部の『展開』のお話しは今回で終了しますが、『人生』における『展開』は、私たちが現時点で『花』として日々の最先端を過ごしていることを認識していただけると良いでしょう。

 そして、この『展開』は、時間の最先端のほんの束の間を担う、儚い『華』自体の表現であることを思い出していただきたいのです。

 そして、少なくともこれら八つのポイントは、それぞれに認識の役割を既に十全に担っており、そこに場の力と認識と形を為すための準備が整っているということです。

 それらの中心的役割を担う部分に焦点をあてながら、『フラワー・オブ・ライフ』の人生の羅針盤としての役割を更に深く探求していくことに致しましょう。

 次回、第四部として、いよいよ、『フラワー・オブ・ライフ』の中核的な理論となる『花』として、あるいは神聖幾何学的『開花』についてお話しをして参ります。


本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。











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2017年12月09日

フラワー・オブ・ライフ 第三部 3.垂直の展開 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第三部 展開

3.垂直の展開






2e6e4d7093dc890d5fd3c903e6f5b371.jpg







 今回は、「垂直の展開」ということで、まずは、展開が始まる始点についてご説明して参りましょう。セルフオーガナイズィング、すなわち自己組織化という観点からお話を進めて参ります。





T.自己組織化





 セルフオーガナイズィングとは自己組織化される一連の構造構築の過程を意味しています。雪の結晶が成長していくような、これらの展開が生起するプロセスを考えて参ります。

 その手始めに、自己組織化の原初の段階には、どのようなきっかけがあるのかを考えてみましょう。たとえばそれは、小さな塵のようなものであったり、気流のよどみのようなものであったり、形が見えなくとも電気的な変化が生じているような「場」であったりします。

 このような原初の条件が整うことで、自己組織化や、またはその逆に自己融解(オートポイエシス)などの反応が生じることになります。

 やはり一連のプロセスにおいて一番興味深いのは、自己組織化がどこからどのように生じるのか?という問題です。

 現状ではその条件として、三つの場所に注目しています。

 まずはニュートリションという食事に関する場所、そして、レスピレーションという呼吸に関与する場所、最後に睡眠に係わるソムニポーションという場所の三つです。

 これらは、エネルギーチャージのチャンネルであり、ソケットをプラグインする場所とお考えいただいて良いでしょう。

 私たちが「ライフ」、生命を維持する上で最も大切な「場」であり、それは外界とのつながりを示す場所でもあります。つまり、

呼吸と食事と睡眠です。


 これらの「場」と対峙するかのように、能力として機能するアウトプットのチャンネルが存在します。

 それが、運動機能、認知機能、排泄機能です。

 チャージがインプット、機能や能力がアウトプットになります。

 以前第3部1回でお示しした軸の関係がここで明らかになります。
3axis.png

 象徴的に、あるいは便宜的とでもいいましょうか、これらの関係は、対峙する軸の上にマッピングすることが可能です。

 三大欲求のお話しをよくするのですが、それは、以前にもお話ししたように食欲、睡眠、性欲、ではありません。

 最も強い欲求は「呼吸欲求」です。

 呼吸を1分止めていられる人はいるかもしれませんが、3分となると大変苦しくなります。つまり、欲求現象がすぐに表れることからも、呼吸欲求が最も強い欲求であることが分かります。

 「シード・オブ・ライフ」に、東洋思想の五臓を当てはめてみましょう。
五臓1.png

 呼吸の場所は色は黄「肺」になります。

 ここから時計回りに青「腎」緑「肝」赤「心」橙「脾(膵)」となります。

 補足として、五臓にはありませんが、天上に「心包」という器官を置いています。

 ここで先ほどの、インプットとアウトプットのチャンネルの関係をお示ししましょう。

呼吸−運動機能

食事−認知機能

睡眠−排泄機能


 上記の三つの軸が存在します。

「呼吸」は肺、そして
運動は「身体」として緑「肝」

「食事」は心、そして
認知は「精神」として青「腎」

「睡眠」は天、そして
排泄は「帰属」として橙「脾」


となります。
エネルギーチャージポーション.png

 印象的には「食事」は「排泄」、「睡眠」は「認知」となると思われますが、素直にモデルを解釈すると、このような関係になると思われます。その理由についてはまた、後程触れることに致しましょう。




U.『知の面』矢状(しじょう)垂直断面




 矢状断面は「能力」、とくに「能」の世界で、「能(あた)う」という可能性を追求する「場」が展開のポイントとなっています。

 上記のように『知の面』を為す矢状垂直断面は、「呼吸」から「運動機能」のライン軸に乗っています。

 この軸は、認知や認識にも深くつながっていて、様々な能力発現のラインに関与する「面」であり「領域」であり「場」であるのです。

 メカニズム的に解釈すると、呼吸を司る肺の役割は「気」の充実を図ることです。もともと肺は精気と関係し「気」を取り込む作用があります。空気から「気」を取り込み、体のエネルギーとして利用しています。

 このチャージポイントは最重要で、ニーズとして自己重要感に通じます。自己重要感から貢献に向けての方向性があります。

 「緩衝帯」という観点から解釈すれば、外気を自らの内部と外部の中間層、つまり肺という臓器に蓄える空間を担うことで、その「場」を提供している役割を持つといえるでしょう。

 



V.『理の面』垂直横断面





 『理の面』を為す垂直横断面は基本的にはソムニポーション(睡眠)から排泄能力へ向かう軸が関与していると考えています。

 『理の面』に関与する臓器としては、上図にも示しましたように、天、あるいは「心包」という「場」になります。「天」は象徴的に示した語彙で、人格者の居(お)わす「場所」のような意味合いで使用しています。

 「心包」はもともと五臓には含まれていませんが、心を包むものとして器官でいえば「脳」そのものとお考えいただいてよろしいでしょう。

 認知的な判断能力を司る場所であり、チャージの場所でもありアウトプットの場所でもあります。

 この「場」は、ほかの六点と圧倒的な違いがあるのは、合一化や統合から細分化、差異化への巡り、あるいはその逆で細分化、差異化から合一化や統合の巡りを担う「場」であるということです。

 ですから展開の原初の位置として、睡眠に関与するソムニポーションは重要な位置を占めます。

 私たちは「夢」を見ますが、この「夢」の存在と同様に外部と内部を分かつ中間層の役割があり、意識と無意識の境界を生み出している「場」でもあります。

 これも「緩衝帯」の解釈となりますが、まどろむような「夢」から将来現実的に実現したい「夢」や理想を、本来の自分の志向性や意志を通して自らの目標を具体的に掲げて「理念」にする段階で必要となる素地を担っています。

 


W.『感の面』の水平展開




 前回の「水平の展開」ではお話しませんでしたが、チャージポイントという観点から『感の面』の展開の仕組みのお話を付け足しておきましょう。

 『感の面』を展開させるチャージポイントは、エネルギーチャージとしては具体的で確実性のある「場」に最も通じている「食」です。

 呼吸と同様、私たちは「食べる」ことで、外界からエネルギーをチャージしています。

 空気ではなく、個体や液体を消化吸収することで、身体のみならず、精神にも多大な影響を及ぼしています。

 つまり、「食」は直接的に心身に影響を及ぼすということは想像に難くないでしょう。

 口を開き、口腔という空間に食材を含む、外部から内部に至るこの現象や行為の過程に「緩衝帯」の「場」が存在することを認識していただくとよいでしょう。

 これら三つの重要な「場」では、雪の結晶が何の迷いもなく造形されていくように、所与(あらかじめあたえられていること)の動作が生じ自然に十全に摂理が進むことになります。

 対峙する能力や機能のポイントでもこれらの始点から生じた一連の流れの結果が現れるようになっています。

 次回は、これらの軸のほかに、八方向、四つの軸の展開があり、そのメカニズムを解釈して参りましょう。


本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 



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2017年12月02日

フラワー・オブ・ライフ 第三部 2.水平の展開 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第三部 展開

2.水平の展開






チューリップ2.jpg



 

 本日は、第三部「展開」として三つの面の展開のうち、平面の展開を詳しく見て参りましょう。

 今までのお話しと重複するところがあると思いますが、少し理解を深めるために丁寧にみていくことに致します。

 また、ここからのお話しは、モデルが構築されていく理由や根拠が多少恣意的なとろこがありますが、現状では今後様々な検証が必要な段階であろうと考えています。

 少しイメージを働かせて、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への展開をご一緒に見て参りましょう。




T.緩衝帯の存在
「理帯」「知帯」「感帯」





 「緩衝帯」を一つのイメージとして捉えるならば、たとえば地球の大気圏を想像していただけると良いでしょう。
成層圏.jpg

 私たちの住環境は、ある程度自由性のある空間を与えられています。そして自らの行動も比較的自由に振る舞えるのは、この「緩衝帯」が存在することが一つの要因として掲げられると思います。

 と同時に、自由という表現を少し注意深く観察すると、それは必ず制約や規制がありその中での自由という、半ば拘束されている状態に過ぎないことが理解できます。

 たとえば、私たちは[からだ]を持っていますが、女性から男性に切り替えることはできません。あるいは[からだ]と(こころ)が一致していないとき、性同一性障害という問題にも発展します。

 また、身近な自然環境を例に挙げれば、私たちは普段地球外に出ることはありません。ロケットや宇宙ステーションが無ければ現実的に不可能です。

 非常に分かりやすいのは特に三つの面のうちの『理の面』の「緩衝帯」に物理や空間の法則に関連する制約があることです。

 これについては次回、「垂直の展開」のところでもう一度お話しますが、垂直の展開には、二種類あり、垂直矢状断面の展開と垂直横断面の展開で、垂直矢状断面の展開は『知の面』、垂直横断面の展開は『理の面』になります。
 
 今回お話ししている「水平の展開」とは、『知の面』、『理の面』、『感の面』の三つの側面の一つである『感の面』が幅を持ち、領域を獲得していく過程です。
 
 『感の面』の「緩衝帯」を、ここから簡易に「感帯」と表現したいと思います。


『感の面』「感帯」

『理の面』「理帯」

『知の面』「知帯」



という表現に致します。

 これはあくまでも造語です。現状ではこのような概念が今までなかったために、新たな定義に基づいて言葉を作るしかないので、今後はこの表現を使用して参ります。


 「感帯」は、エネルギーが満ちている領域であり、感情の基である五感情報を司る感情の源泉とでもいうのでしょうか、思慮、思索などを司る感情の基が水平の上下に幅を持つ展開を形成します。
buffer 3.png


 それらに関わる感情を周囲六つの顔で印象的に示してみましょう。
egocentric.png

 「感帯」はこのように感情や情動の源泉になっている部分で、生理的な反応として<あたま>が関与している部分もオーバーラップしているのですが、ほとんどは(こころ)である情の動きに関与する働きとなります。

 上図ですと上から時計回りに「煩悩」「憤怒」「喜悦」「不安」「悲哀」「恐怖」となり、中心が「恥辱」を示します。

 これら感情の直接的な関与によって<あたま>を司る「意識」や「認識」に影響がでますし、「認識」自体が「感情」に影響することもあります。

 そのような意味で「認識」と「感情」はお互いに関連し合っており、「感情」は「認識」に至る前のバイブレーションの色や波長であると考えてよいでしょう。

 さらに、求心的な情動であるのか、遠心的な情動であるのか、というのもこの図から読み取ることができるのですが、それについては、第三部の最後でお話ししましょう。




U.ただ「識」のみという世界





 もう一つ、「水平の展開」として「意識」との関与があります。

 「水平の展開」は、言葉として「意識」の「識」のみの役割を持つと仮定してよいだろうと考えています。

 そして意識の「意」は『知の面』に近い表現であり、「意」によって結果的な事柄が『理の面』に映し出されるのだと考えられます。

 たとえば「意志」という語彙は、「意」は『知の面』に、「志」は『理の面』に映る(反映される)ということです。

 これは仮説ですが、「識」とはある種のエネルギーではないかと考えています。現実界、つまりこの世で様々な現象が起こる世界では、あらゆる制約のもと、様々な事象が粛々と営まれているとでもいうのでしょうか。

 前回お示しした、雪の結晶でも、中心点からまるで形を知っているかのように、何の迷いもなく結晶化が進む様子をご覧いただければ、はじめから与えられてるフィールドのような「場」があり、それに種々の関係要素が整った条件の下で、定められた変化が生じるということになるのでしょう。

 少し解説が冗長に過ぎるかもしれませんが、造形される「場」に既に何らかの「エネルギー」が必ずあるということです。

 普段の生活のあらゆる場面に「エネルギー」は満ちています。

 これは、「電気的宇宙論」という本にある「プラズマ」の存在と関連していると思われます。

 物質の基本的振る舞いのうち、個体でもなく、液体でもなく、気体でもないもの。電気的性質を帯びている「プラズマ」という状態が宇宙には溢れており、それは、あらゆるモノを生み出す「エネルギー」の源であるとする見解があります。

 「エネルギー」の源。宇宙を観察している「神の意識」、あるいはそれは仏教で言われる「唯識」という教えにも通じるところがあります。

 また、インドの哲学アーユルヴェーダーによると、「意識」があらゆるものを生み出す。生み出されたものは全て、はじめに「意識」があるのだ、という考え方に準じています。

 つまり、目があるから見えるのではなく、見ようとする「意識」が目を作り出すという考え方です。

 物理的なお話しをすれば、観測され得る意識の状態とでもいうのでしょうか、それが「プラズマ」の可能性もあるのです。

 これには、さらに検証が必要ではありますが、現状では宇宙はただの「真空」ではなく、電気的な「プラズマ」で満たされており、これらの働きによりすべての事象が生じているということが分かり始めています。

 すなわち、現実的に物体の形状は、気体、液体、固体、そしてプラズマの四つがあります。実は人間の血液中にある血漿成分のことを英語で「プラズマ」といいます。

 これは、血の主成分のうち水の要素になりますが、血液の役割を考えるとこれが血の主体であると思われます。

 つまり、東洋医学の気、血、水の三要素は
 
「知の面」

「感の面」

「理の面」


という関係が成り立ちます。

 そこで、プラズマは血になり、宇宙の要素の根源的なエネルギーの源と考えられるのです。その血が「識」そのものであると考えると、果ては広大な宇宙の領域から、私たちの[からだ]の内部まで、すべては「識」がベースとなり、あまねく広がっているということになります。
 
 さて、お話しがかなり壮大なスケールになってきました。次回は、雪の結晶にみられるような造形には、ある環境が整うと作動する「セルフオーガナイジングシステム」があり、これが「チャージポイント」あるいは中心を担う軸が展開していくときに必要な要件であることをお示しして参ります。



本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。








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2017年11月25日

フラワー・オブ・ライフ 第三部 1.三面の展開 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第三部 展開

1.三面の展開







チューリップ.jpg






 今回から、第三部「展開」としてお話しをしていきます。

 これは、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」へ変容していく段階のお話しでもあります。現状では思索と仮説にとどまるところもありますが、イメージを膨らませてみていくことに致しましょう。

 花が開花する時期に合わせて蕾の内部で必要な準備が整うことを考えると、「シード・オブ・ライフ」では「フラワー・オブ・ライフ」になる以前に基本的な仕組みの準備は整っていると考えられます。

 「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への「展開」はどのように起こるのでしょうか。内部の構造的なことも踏まえながら、「展開」というスペクタクルがどう生じるのかを見ていきましょう。




T.三面の展開




 第二部まで様々な「言葉」を配置する「マッピング」作業により、言葉と言葉の関係を見て参りました。
seed of life simple.png
「シード・オブ・ライフ」から

Flower of life simple1.png
「フラワー・オブ・ライフ」へ。


 第三部では、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」に至る過程をお示しして参ります。
「三つの側面」.png

 まずは、単純に、「三つの面」それぞれが厚みを持ち「拡張」していく様子を想像してみてください。

 このような「拡張」という展開がなぜ生じるかについては、これから少しずつお話して参りましょう。

 「シード・オブ・ライフ」の状態は、三つの平面(フラットランド)に自分、あるいは正確には自分の基(自我の種)が存在しているとご想像下さい。

 それぞれの平面には、それぞれの役割があります。最初にお示しした「理の面」と、縦の「知の面」、横の「感の面」がそれぞれ直交するところに「自我の種」が存在します。
四象限1.png

 そして「理の面」を含めて三つの面のそれぞれに厚みが生じるようなイメージで「展開」しはじめます。
四象限2.png

 意識の「知の面」と、感情の「感の面」、身体の「理の面」が幅を持ち「展開」していくのです。
四象限3.png

 このように、三つの側面が「拡張」していくということは、その「場」を物理的に占有する現実的な空間、あるいは、物体が現れる、ということです。
 
 想像してみてください。

 生まれる前には、当然現実世界に存在していません。

 当たり前のことなのですが、今、生まれてこうして形を保ち命を担い意識を継続をし続けているという事実に、今一度注意を払ってみてください。

物理的に空間を占有する体を持つこと。

命の大元の意識(認識)があること。

意識の大元である感情を持つこと。


 そして「三つの側面」に相応したこれらの状態をイメージしていくと、次のような表現になると思います。
Hexa Matrix Base『理の面』_image.bmp

草花に例えれば、


「理の面」は、茎であり、

「知の面」は、芽であり、

「感の面」は、根である。


と言えるでしょう。

 すこし見立てを変えれば、


「理の面」は、形質の段階
まるで被殻に覆われた
種子のように・・・。

「知の面」は、能力の状態
まるでどんぐりが樫の木になる
可能性のように・・・。

「感の面」は、エネルギー水準
まるで条件さえ整えば芽吹いてくる
根や芽のように・・・。


 これが、中心の原初の状態であるとすると、エネルギーがあり、エネルギーチャージが可能な状態になれば、いつでも中心から命の「展開」が生じます。

 また、立体的に表せば下の図形のようになるでしょう。
buffer 3.png

 そして最終的には「幅」のある「緩衝帯」という物理的な空間が存在していくことになります。透視図でみると下の図のような、白い領域が新たに増えることになります。
緩衝帯立方体図.png

 それぞれマッピングを示すと、下の図のような配置になることをご確認ください。
立体透視分離.png


 条件さえ整えばというところが重要なのですが、ちょうど中心から雪の結晶が出来上がるように、
snow desgin1.jpg
snow desgin4.jpg

中心部分から六方向に同時に創起していく動きをみることが出来ます。http://www.huffingtonpost.jp/2014/02/26/snowflake-time-lapse-vyacheslav-ivanov-video_n_4862767.html
 これは非常に神秘的な現象です。そしてまた、雪の結晶は一つとして同じ物がないというのも驚くべき事実でしょう。

 人間の身体は、ほぼ水でできています。水が私たちに見せる様々な変化は、物理化学的に当然私たちの身体に影響を及ぼしています。

 これらの現象を踏まえて「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への展開に必要な条件とは何か。

 私は次のように考えています。




U.一つの中心と、六つの場




 まずは、中心を担う核となる場所が必要です。このベースとなるのは「規律」であると考えています。

 そこからもう一つ重要な「個」の力とでも言いましょうか。つまり「自己」の中心である「自我」あるいは「利己」のような振る舞いにより生起すると考えられます。

 ですから、実際には、中心には下に示すように「規律」と「利己」の二つの「場」が作用していることになります。
立体透視分離.png


 この中心軸をガイドに、周囲の六点が反応することになります。

 反応する「場」とは、今までご説明してきた周囲に存在する六つの「語彙」に当たるので
すが、正確には、面と面が直交する軸上に派生するため、これらの構造を生み出していく点があるのではないか、というのが現状での仮説です。


 それを私は、チャージポイントと言っています。

 このチャージポイントは、下の図のように、立方体の面の中心を貫く三つの軸の両端にあります。
3axis.png
 例えば、青の軸の場合は、上下にチャージポイントがあり、緑の軸には左下と右上にチャージポイントがあるという具合です。

 この「展開」の仕組みについては、次回解説を行ってまいります。



本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。







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2017年11月18日

フラワー・オブ・ライフ 第二部 4.種子の創造 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第二部 創造

4.種子の創造






CHrExPEUkAAsvoS.jpg





 第二部は、『創造』について考えて参りました。今回はそのまとめとして「シード・オブ・ライフ」の構造的理解をさらに深めて参りましょう。

 最終的に「シード・オブ・ライフ」の「種子」の構造がどのようになっているのかを見て参ります。

 晩年「すべてのものが作られる過程には、『創造』の意志が込められている」とアインシュタインが語ったように、今回お示ししている「シード・オブ・ライフ」の構造、つまり「生命の種子」が、いったいどのような意図で「創造」されたのか、あくまでも仮説ではありますが、構造的な検証をして参りたいと思います。




T.ライフの情報





 「シード・オブ・ライフ」は、私たちの命「ライフ」の情報が盛り込まれた核となる構造を持っていると考えられます。

 この情報とは、今までお示しした通り、三つの面を境界にした対立する二つの領域により成り立っています。

 一つ目は、左右の境界で、これは基本的は「言葉」をベースにする私たちの〈あたま〉の作用と深く関係がありました。代表してその境界を分けているのは「意識」や「認知」「認識」という作用でした。

 二つ目は、上下の境界で、「個々人」と「集団」を隔てているものでした。これは私たちの(こころ)の作用と深く関与し、人は感情の生き物であることからも、この境界を分けているのは「感情」の作用でした。

 そして三つ目が、前後の境界になります。見てわかる、構造物としてわかる、あるいは音として光として物理的な反応など客観的に観測できる世界と、もう一つは、主観的な自分の考えや感じ方、思索や想念など客観的に観測できない世界です。

 つまり、この二つの領域は、「私人性」が主観、「公人性」が客観とお考えいただいてよいでしょう。
理の面の境界.png

 模式的に示すとこのようになります。

 はじめにお示しした左右の境界、すなわち、左が見えるものも世界、右が見えないものの世界という分け方と、客観的主観的な分け方は異なることを示しています。

 公人性は、いわば結果として「スクリーン」に客体が映し出された領域と考えて良いでしょう。

 そして、私人性は「スクリーン」に映し出す「内容」を生み出す領域と考えてよいでしょう。

 すなわち、「理の面」のスクリーンに結果的に映し出されるすべては、「知の面」と「感の面」が作り出していることになります。

 つまり、「知の面」の「認識」と、「感の面」の「感情」が「理の面」を生み出していることになります。
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 上の図でお分かりいただけるように、縦軸「知の面」の「意識」と横軸「感の面」の「感情」が結果的に「理の面」に「現実世界」を映し出すということです。





U.二つの面の「四つの象限





 そして、前回ご説明した二つの面、「知の面」と「感の面」にも、「理の面」を分かつような「四つの象限」が存在します。

 まずは「知の面」ですが、「言語」の働きを示す四つの枠組みが、言語学で言語活動として次のように解釈されています。
知の面透視.png
 これは、「尺度」「伝達」「表現」「蓄積」という言語活動のサイクルを表現しています。

 人間は、言葉を発する場合、文化的な土台に基づく言語というものを利用し、それを基礎にどのようなことを話すか「尺度」を定めます。
 
 そして言葉には未来に向けて伝えていく「伝達」という一面があります。

 さらに言語は、世代文化の潮流に応じた「表現」があり、それが最終的には再び文化の土台として「蓄積」していきます。

 そしてこの「蓄積」から、再び言葉の「尺度」が生み出されていくという循環がなされているのです。


 
 次に、感情面の「感の面」の「四象限」をお示ししておきましょう。

 こちらは、エナジーとしての力を生みだす面であり、感情的活動の流れがあります。ここでは、「感の面」をエナジーの面として表現しているので、全ての面に「力」がついています。

 それぞれ「活力」「気力」「知力」「体力」の四つの言葉で表現されます。
「三つの側面」.png
 「理の面」「知の面」「感の面」三つの面を総合すると上図のようになります。

 最終的に、前回お話した、八つの領域を重ねて表現しますと、
seed of life core stage.png
 このように表現できます。

 前回お話した「身体」から「利己(心)」を作り出すのが「私人性」という根拠は、今回初めに触れましたように、「身体」の「主観」の最たるものが「利己」、つまり「自我」である「私」を為すからです。

 また、「心理」から「規律(性)」を作り出すのは「公人性」というのは、「心理」の「客観」の最たるものが「規律」を求めるものであるということです。

 同様に「社会」から「帰属(心)」を生み出すのは「集団」の「私人性」であり、「精神」から「人格(性)」を生み出すのが「個々人」の「公人性」であるのはお分かりいただけると思います。

 いかがでしたでしょうか。
 今回は、前回と重なる部分もありましたが、ご理解いただけたでしょうか。

 境界が何を意味しているのか、また、領域にある語彙とそれらの境界にある語彙が不鮮明なところもあると思います。ひとまずデザインとして見立てていただければよいと思います。

 また、第一部の第二回「人生の趣味」で少し触れた、四角の見立てと円の見立てが右脳や左脳に関与するというお話が、今回の円の範囲を示す方法で描いたものと、前回までの立方体としての領域を示す方法で表現したものと異なります。

 円の範囲は、お隣を含めています。これが結構大切なものの見立てになると考えています。

 幾何学的には含めるか含めないのか、という解釈の違いにすぎませんが、境界そのものの意味を知るためには重要な描き方であると思います。また再度、第三部以降で触れていくことにしましょう。

 では、第三部、次回からいよいよフラワー・オブ・ライフへ「展開」するお話して参りましょう。

本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。











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2017年11月11日

フラワー・オブ・ライフ 第二部 3.価値の創造 (所要5分)









「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第二部 創造

3.価値の創造







hinagiku.jpg








 前回までは、「基本四象限」のお話しをしてまいりました。

 本日は、平面であった「基本四象限」を立体に見立てることにより、文字通り社会構造を違った角度から見ていくとどうなるのかについてお話しをして参ります。



T.立体視への見立て




 基本四象限とは、「外面」「内面」「集団」「個々人」の四つの枠組み(四象限)を持っています。これを便宜的に『理の面』と呼びます。

 そして、基本的に左右、上下、前後に分けられるため、立体にすると2×2×2=8で「八つの領域」ができます。
 
 では、これらの関係性を見てくことにしましょう。


@青の面『理の面』<基本四象限>



 下の図をご覧ください。まずはじめに「青い面」には縦の緑のライン横の赤いラインがあります。

理index.png
 
 縦の緑のラインは、左右に分け、左の領域「内面(精神・心理領域)」、そして右の領域「外面(身体・社会領域)」としました。

 そして、横の赤いラインは環境を上下に分け、上の領域「個々人(精神・身体領域)」、そして下の領域「集団(心理・社会領域)」と定義しました。

 確認できましたでしょうか。青い面つまり『理の面』とは「基本四象限」のことで、

左上の「精神」

右上の「身体」

右下の「社会」

左下の「心理」


の四つの象限からなる枠組みでした。

 これのそれぞれに「公」「私」の側面が存在することになります。

 このご説明をする前に、後二つ『知の面』『感の面』の見立て方を解説して参りましょう。


A視点をずらして視野を広げる



1.『知の面』を意識する

 

 それでは、次に縦の緑のライン面として見えるように回転操作を加えていきます。緑のラインは実はではなく、として存在しているので、そのが見えるように手前左領域緑の面が入るように、回転していきます。

理index2.png
理index4.png

理index5.png


 いかがでしょうか。これで、緑の面は手前左領域にも、後手右領域にも広がるとして理解でき、青い面は手前右領域と後手左領域にも広がるとして確認できると思います。


2.『感の面』を意識する


 では、同様に視点をずらして、今度は横の赤いラインを見ていくことにしましょう。横の赤いラインも本来はではなくとして存在するので、今度は視点を上昇させて赤い面が見えるようにしていきましょう。

Hexamatgram_『感の面』2.bmp

Hexamatgram_『感の面』4.bmp

Hexamatgram_『感の面』5.bmp
 いかがでしょうか。これで、赤い面も確認できました。私たちの環境はこの「三つの側面」に規定されています。


「赤い面」上下を分かつ面であり、
「個々人」と「集団」を分かつ。
これが『感の面』であり、
(こころ)に関与します。

「緑の面」左右を分かつ面であり、
「内面」と「外面」を規定する。
これが『知の面』であり、
<あたま>に関与します。

「青い面」前後を分かつ面であり、
「私人性」と「公人性」を定める。
これが『理の面』であり、
[からだ]に関与します。



 
U.「八つの方向」を意識する




 最終的に「三つの側面」で区切られた「八つの領域=八つの方向」が生まれます。

 次にこれら八つのパートについて解説していきましょう。

 今、ご説明した通り、三つの側面それぞれに『個々(人)』『集団』、『内面』『外面』、『公人性』『私人性』という2つの領域があります。これらを組み合わせ、さらに八つのパートを表現する適切な言葉を入れていくことにしましょう。

 それでは、説明して参りましょう。

『個々』『内面』『私人性』=精神
『個々』『外面』『公人性』=身体
『集団』『外面』『公人生』=社会
『集団』『内面』『私人性』=心理
『個々』『外面』『私人生』=利己
『個々』『内面』『公人生』=人格
『集団』『内面』『公人生』=規律
『集団』『外面』『私人生』=帰属
八正道態1_image.bmp
[※規律は後(裏)になるためこの立体図では認識できません。]

 そしてさらに、『内部』『外部』を規定していきます。中央部が『内部』であり、外側の6つは『内部』と『外部』を併せ持つことになります。
8Total_image.bmp
『外部/内部』=精神
『外部/内部』=身体
『外部/内部』=社会
『外部/内部』=心理
『 内 部 』=利己
『外部/内部』=人格
『 内 部 』=規律
『外部/内部』=帰属


 となります。ここまで淡々と説明して参りましたが、複雑だと思われる方もいらっしゃるでしょう。でも大丈夫です。あくまでもイメージやデザインとしてご理解ください。

 ここで着目するのは、内部の「利己」と「規律」の領域です。ここは基本的には、「利己」が「身体」から派生し、「規律」が「心理」から派生していることがわかります。

 「身体」から「利己(心)」を作り出すのは「私人性」であり、「心理」から「規律(性)」を作り出すのは「公人性」であるということに留意していただきたいのです。

 同様に「社会」から「帰属(心)」を生み出すのは「私人性」であり、「精神」から「人格(性)」を生み出すのが「公人性」であるということです。

 この辺については、次回、もう一度解説をしてまいりましょう。

 最後に内部の「規律」というのは実は公として秩序に関係し、「利己」に対して「利他」の精神に関与するものです。

 つまり「規律」=「利他」という関係が成り立ちます。自らの意思に従い、自らの手で、内面の規律心に触れ、細胞を統率している内部の『核』と同様に「正しい振る舞い」を外面や外部に投影しプログラムを書き変えることが可能となる領域なのです。


本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。







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2017年11月04日

フラワー・オブ・ライフ 第二部 2.意味の創造 (所要5分)









「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第二部 創造

2.意味の創造










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 前回は「真実の創造」ということで、構造的な理解に入る前の言葉の定義についてお話ししました。人間は、最終的に「真実」や「意味」、そして「価値」を問う存在といわれています。

 今回の第二部2回目の「意味の創造」では、言葉の定義が構造的にどのように「フラワー・オブ・ライフ」とつながるのかを考えて参ります。

 前回、社会構造の成り立ちについて、「3つの側面」があることをお話しました。

 すなわち、

左・右

上・下

前・後


の関係です。

 これら「3つの側面」が、実は幾何学的に示される左・右、上・下、前・後の意味と関係しています。

 本日は、そのご説明して参りましょう。それでは、さっそく始めましょう。





T.基本四象限




 ここで、「フラワー・オブ・ライフ」の原点である「基本四象限」についてお話をしておきましょう。

 いよいよ、前回お話した「社会を映し出す四つの鏡」を幾何学的に概念化していきます。

 といっても前回お話した内容をそのまま四つの部分に分けてご説明するだけのことですが・・・。

 「左・右」は便宜的に「見える世界」と「見えない世界」とにわけました。

 形のない世界とある世界としてもよいでしょう。

 形の無い世界は、心理や精神の世界であることはご理解いただけると思います。

 そして「上・下」は、便宜上「個々(人)」と「集団」に分けました。

 これらの四つの象限それぞれに今の語彙を入れていくと下の図のようになります。

4quad.png

 このように「基本四象限」は、「左・右」、「上・下」、の四つの象限ということになります。

 右上の「身体」領域は、「個々(人)」のそれぞれ、各々、一人ひとりの身体があるということを示しています。

 そして「前・後」は「基本四象限」をご覧のような青いスクリーンと考えていただき、その面に対してこちら側(前)と、向こう側(後)に「私人性」、「公人性」を示す領域があるとご想像ください。

 これらの「左・右」、「上・下」、「前・後」の関係性をこれからあらためてお話して参りましょう。

 まずは、「前後」の関係を除く、四つの領域のお話しから始めましょう。





U.左右の境界





 左右の境界とは何か。これを説明するには、次に示す単純な理屈をご理解いただくとよいでしょう。

 まず、実際の物体や状態を頭のなかで意識したり感じたりすることがあると思いますが、この場合、前回もご説明したように、実際の物や状態は「見える世界」あるいは「形のある世界」であり、頭の中は「見えない無い世界」あるいは「形のない世界」となることにご注目下さい。

 右と左をつなぐ関係、つまりその境界とは何かというと、ここではひとまず、右と左が「イコールになるところ」という簡単な理屈を連想してみましょう。

 たとえば下の絵を見て、頭の中ではどのように認識するでしょうか。



  



 「すいか」「傘」「プレゼント」のように、「絵」をみて連想できます。

 これを「左右」の概念で考えると下の図のようになります。

133px-AB.svg.png

 ご覧の通り基本的に実際に存在する物や状態を、頭の中で言葉を通して連想します。
 
 基本的にはこれが、言葉や言語的な理解や解釈などの処理方法をもとにした「左・右」の境界の関係性と考えてよいでしょう。

 つまり、右側にある物や状態が左側で連想されるます。

 そして、その関係性は「左=右」ということです。

 これが「左・右」の基本的なイメージです。

 少し難しい言葉で定義すれば、左側が「認識」であり、右側が「存在」であると言えます。

 


V.上下の境界





 では、次に「上・下」の関係について少し解説をしておきましょう。

 前回はエネルギー的な説明をしましたが、ここではもう少し現実的なたとえをお話ししましょう。

 私たちは、何かを選ぶときも必ずその価値を判断しています。

 「それが必要か、不必要か」「要るか要らないか」などです。

 要る場合は、手元に置かれて「関係のある物」になります。

 それ以外の物は、「その他」のままです。

 たとえば「ペン」が一人ひとりに与えられて「それぞれのペンの所有者」となり、それらは個々の所有物になっていくという感覚です。

 お花畑で一輪の「雛菊」と目が合ったその瞬間にお花を取って各々めいめいが所有していく感覚です。
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 少し細かな洞察ですが、ここには必ず「触れる」という過程があります。

 直接的に触れることもそうですし、話題に触れるというように意識することにも関与してきます。

 これが前回もお話ししたように、外面(右側)で起きる実際の「触知」であり、内面(左側)では「察知」という認識が生じていくことになります。

 また、言葉の成り立ちの関係でこのあたりのニュアンスを日本人である私たちにはあまり意識しないのですが、定冠詞不定冠詞の違いにも似ています。

 たとえば「a flower」と「the flower」の違いといってもよいでしょう。

 だだの「花」と「その花」という関係でしょうか。

 「その花」は「特別な花」となるのです。

 物語でも「あるお花がありました。そのお花は・・・」という様に、特に欧米の言語では既に知られ認識できた存在が語られるときに「その花」と言い換えられます。

 この感覚は、とても大切な感覚です。このあと「基本四象限」に「自分」や「自己」、「自我」の存在を上書きしていくのですが、その時に非常に重要な視点になります。




W.前後の関係




 では最後に、簡単に前・後の関係をお話しておきましょう。

 前回は、「私人性」「公人性」のお話をしました。

 簡単に言えば、「私人性」とは利己的な一面もありますが、自分の主張や考えを通す一本気な性質を担います。

 「公人性」は、利他的な一面もあり、周囲への協調性や調和的な考え方をする性質を担っています。

 下の図は、「基本四象限」に円を描いたものです。

 ここでは一旦この円を「自分」と考えてみてください。

「自分」は、四つの象限に否応なくかかわらざるを得ない「存在」です。

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 社会生活をしている限り、身体を捨てることはできませんし、社会活動から離れることもできません。

 ましてや精神を無視することも、心理的影響を受けないでいることもできないでしょう。

 四つの象限からの影響は、「生活」している以上、「命」がある以上続いていくことです。

 「私人性」と「公人性」は、この円の手前と後ろの世界として、四つの象限と同様に、「人生」に密接に関与してきます。

 これらの構造については、「基本四象限」を立体として見立てていくと見えてくるものがあります。

 次回は、「基本四象限」を立体視するとどのように変化するのかを見て参りましょう。



本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。








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2017年10月28日

フラワー・オブ・ライフ 第二部 1.真実の創造 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第二部 創造

1.真実の創造









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 それではあらためまして、「フラワー・オブ・ライフ」第二部、『創造』 をはじめて参ります。

 このセクションでは、「フラワー・オブ・ライフ」の構造的理解を深める前に、それらを組み立てていく「言葉」について、もう一度確認をして参ります。

 「フラワー・オブ・ライフ」の構造を示す「言葉」は、なるべく一般的に使われている語彙を用いるように心掛けていますが、あらためてその解釈やニュアンスを確認していくという作業です。

 今回は、「真実の創造」というタイトルでお話しして参ります。

 私たちが普段何気なく見たり聞いたり感じたり、あるいは知っていると思い込んでいる簡単な言葉から、真実として映しだされる世界を、もう一度見立てていくという取組です。

 では、早速始めましょう。




T.社会を映し出す四つの鏡





@)概念化から細分化へ




 
 社会環境について理解していくときに、まず何から見ていくでしょうか。

 このような問いを投げかけられると、はじめは戸惑ってしまうと思います。

 大きなヒントを申し上げれば、一つひとつ概念としてまとめていくことからはじめると良いでしょう。

 これが、概念化といわれる分類方法になります。

 概念化とは、特に難しいことではなく、スーパーなどで品物がどこにあるか、カテゴリーに分けてありますね。たとえば塩、味噌、醤油など、あるいは「調味料」として一括して分類されているかもしれません。

 それと同じで、頭の中で分けていくことを概念化といいます。

 なぜ、同じ分類でも、「概念化」という少し難しい言葉を使うかというと、品物ではない、つまり形の無いものや目に見えないものも分けていくからです。たとえば見えないものの代表として人の「心」や「精神」というカテゴリーがこれに当たります。

 これが「概念化」の第一歩です。

 つまり、第一歩は、「見える物」と「見えないもの」を分けるということです。様々な分類方法の繰り返しにより細分化された図形が「シーズ・オブ・ライフ」であり「フラワー・オブ・ライフ」なのです。




A)右側と左側の関係




 では、見える「物」と見えない「もの」の関係についてご説明しましょう。

 「シーズ・オブ・ライフ」や「フラワー・オブ・ライフ」にある「ライフ」が「生命」や「生活」と表わされるように、この図形そのものが「生命」や「生活」を表現しています。

 これからその成り立ちをご説明して参りましょう。

 ここで、大脳の仕組みを例に左右の関係性を見ていきましょう。

 脳の成り立ちは「理論的」な左脳と「感情的」な右脳に分かれていることは以前ご説明しました。

 そのときにも、左脳右脳の関係を、自ら脳卒中になったドクター「ジル・ボルト・テイラー博士」のお話しをしたのですが、お時間のある方は、この話をお聞きいただくと内部からの観察による左右の違いが明らかになると思います。https://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight/transcript?language=ja  18分程度


 特に理論的な左脳とはその「公式」や「システム」を「見える化」するために使われる領域です。ですから、特に左脳がその役割を担っています。

 形がある物や「システム」あるいは「法」など文章化されている規則は、全て左脳領域の分担となります。

 反対に右脳は、目に「見えない」感情や心の内面などを感じる役割を担っています。

 このように「社会」の分類も「見える物」と「見えないもの」に分けていきます。

 ここでは定義上、社会に映し出された結果を見ることを想定すると、左右の逆転が起こり、右側の領域が「見える物」の世界左側の領域が「見えないもの」の世界ということになります。

 言葉の定義上、まずざっくりと「ライフ」の二つの面には、「生活」という形が見える「物」を見ていく面と、「生命」という形が見えない「もの」を感じるている面があるといえます。

 それが大きく、右側と左側の領域に分かれるはじめの段階です。



B)上下の関係




 社会には文化や交流の躍動的なエネルギーがあります。それをどのように表現すればよいでしょうか。

 エネルギーの上昇や下降、分散や統合、差異化や合一化などの流れがあるのですが、基本的に私たちは、常にエネルギーを伝える動作をしています。

 社会環境というのは、人間社会を中心に考えていく場合、社会とは人の集まりであり、便宜的に「上」を「個々人」「下」を「集団」と分けていきます。

 特に触れることによりエネルギーを伝えたり、あるいは文章や言葉で表現することにより、それを社会に伝えていくことになります。

 これは外面における一つのエネルギーの形で、「触知」する力と呼びます。

 そして内面でも個々の人間が集団を意識したり、あるいは集団の意識が個々人を意識したりする、心理精神的な力が加わります。これが内面のエネルギーの流れで、「察知」する力と呼びます。

以上、左右(内外)、上下の関係に分けて社会をみていくと、最終的に四つの領域に分けることが出来ます。これは次回以降、構造的にお話しをして参ります。

 その四つがそれぞれに鏡のようになっていて、その鏡の面を境に、もう一つの境界が出来上がります。それが、次にご説明する「前後」の関係です。



C)前後(表裏)の関係




 社会的動物とされている私たち人間が、他の動物と異なるところがあります。それは言葉を使うこともそうですが、時間的感覚を持ち合わせているということです。
 
 特に時間軸のように時間を意識できること。これが他の動物とは異なるところです。

 今瞬間の時間とは、ハイデガーが「時間とは垂直に切り立っている」と言ったように、本来の時間は軸として存在しているのではなく、その瞬間々に永遠の面があるだけなのだという表現をしました。これが「物理的な」時間の正体です。

 これも、一つの概念であると思いますが、言葉に過去、現在、未来を言い表すことが出来るように、これは人間に与えられている能力として認識できるものです。

 言葉を使い時系列で話ができる、そのようなシステムが作られてきた背景には、時間の認識の仕方そのものがそうなっているからだとお考えいただいて良いでしょう。

 私たちは時間を超えることはできません。理論的に時間を超えるのは「光」のスピードを超えた時であると言われています。

 本来の自然の摂理の時間は、一瞬の時間が永遠を表現するように、時間軸を境に、私たちは過去(後)、未来(前)の関係性を持っています。

 ここでは、過去に向かう方向を私人性とし、未来に向かう方向を公人性と定義しておきます。

 次回、それぞれの関係性をお示しして参ります。「左右」「上下」「前後」の三つの関係性とは何か、ご一緒に見て参りましょう。



U.巡りの関係





 そして、最後に巡りのお話しがあります。これについては、今回少しだけお話ししておきましょう。詳細につきましては第三部以降にお話ししますが、巡りには自己に向かう方向性と自分以外、特に他人に向かう方向性があるのです。

 他人に向かう巡りを「時計回り」、自己に向かう巡りを「反時計回り」とします。これは仏教では、利己的、利他的という言葉を使うことがあり、その法則に似ていると思っていただいて良いでしょう。

 この両方ともとても大切な巡りなのですが、特に利己的になりすぎると自己中と思われたりしてしまうことがあったり、また利他的になりすぎると、自分というアイデンティティ(自分らしさ)が失われてしまうことにもなります。

 要するに、どちらも必要です。

 むしろ両方のバランスを執ることが大切ということでしょう。

 本日は、構造的な基礎編で、左右、上下、前後(表裏)の関係についてお話ししました。

 次回は、『意味の創造』として、実際に立体的な構造をお示ししてお話しをして参ります。




本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。









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2017年10月21日

フラワー・オブ・ライフ 第一部 4.人生の意味 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第一部 人生

4.人生の意味






egyptian-lotus-flower1.jpg


 


 さて、「フラワー・オブ・ライフ」第一部「人生」は、今回の「人生の意味」で終了となります。

 この第一部では、「人生」について一般的に「人生」を切り拓くような視点での能動的な「人生」という見立てと、「人生」自体が「あなた」に希望を差し向けるような受動的な「人生」観も見てきました。

 後者については、あまり馴染みのないものだと思います。しかしむしろここで私たちが知らなければならいのは、この受動的な「人生」観かもしれません。

 ここまで、「人生の興味」「人生の趣味」「人生の賞味」そして、最後に「人生の意味」という4つの「味」をみてきました。その「味」のなかでも今回の「意味」が、最も重要であると思います。

 そしてなぜ「意味」という言葉に「味」が付いているのでしょうか。
 
 そのような解釈も含め、第一部「人生」の最後に「人生の意味」のお話しをして参りましょう。

 



T.「人生」の能動性と受動性





 先ほども振り返ったように「人生」対して二つの捉え方がありました。一つは一般的な「人生」の「意味」であり、もう一つは、その人に期待している「人生」の「意味」です。むしろこちらは「人生」の「意図」と定義したほうが良いでしょう。

 いづれにしても、「人生の意味」という言葉を単純に解釈すれば、このような「意図」や「意志」、そしてそれについての「価値」を問うということになります。

 「意味」のあるものは「価値」が生じ、「意味」のないものは「価値」が無くなります。「価値」と「意味」は密接に関係しています。

 そしてそれら「意味」と「価値」を結びつける関係性とは、「質問に対する答え」という形でも表現できます。

 つまり、まずはじめに「質問の意味」を理解しているかという質問への理解度。そして質問に対する答え方も「価値」に影響します。この質問の「意図」について、率直に素直に正直に心に問うことが大切です。

 この「コール&レスポンス」の流れ、つまり「意味」と「価値」の相互の命題の捉え方で、「人生の意図」が見えてきます。

 ですから、「人生の意図」を指し示す質問に答えていくことで、本来のあなたの「価値」が見えてきますし、「人生」側の意図も読み説くことが可能となってきます。

 そして「シード・オブ・ライフ」にその方法がありました。

 その一つの方法として、前回もお書きした素朴な質問について、いつ、どこで、だれに、だれが、なにを、どうした(どのように)、なぜ、という疑問詞に率直に正直に答えることです。

 question.png



そもそも「人生」を
楽しんでいますか。

没頭できるような
趣味といえるものがありますか。

一人暮らしは寂しくないですか。

彼女(彼氏)と愛し合っていますか。

夫婦関係は円満ですか。

自分の好きなことを
仕事にしていますか。

時には自分を解放して
許してあげていますか。

本当はしたくないのに、
やらされ仕事をしていませんか。

仕事について愚痴を言っていませんか。

自分が本当はどんな仕事をしたいのか、
よく分かっていますか。


 



U.「リメンバー」と「リマインド」





 ご自身の役割を、思い出すこと、それが「人生の意味」の価値を獲得する大きなキーポイントになっています。

 七つの疑問詞、特に「なぜ」は「マインド」の中心に来る疑問詞です。この言葉に、周囲の六つの疑問詞は敏感に反応するのです。

 英語の「思い出す」は自動詞「リメンバー」でした。そして「思いださせる」は他動詞「リマインド」です。

 これら「思い出す」ための「メンバー」が一連の疑問詞です。そして「思い出させる」母体を形作っているのが「マインド」そのものであると認識することができます。

 もう一度、「メンバー」が協力して自らの役割を「思い出す」ために周囲の六つの疑問詞が使われるのです。

 そしてこの時に「マインド」の周囲の六点が反応します。ここで掲げた「質問」だけでなく、様々な違和感や不快感に対する疑問があると思います。

 それらの「質問」や「疑問」に、自ら素直な気持ちで親身に関わることで、少しずつあなた自身の「ミッション」が見えてきます。

 これらの作用により、「マインド」が再構築されるのです。それが「リマインド」という意味なのでしょう。

 慌てずに、焦らずに進めていきましょう。そうすることで、あなたの「内部」と「外部」との間、つまり、形ある「あなた」を占有している領域に「意味」が湧き上がってきます。

 内部と外部、内面と外面、内側と外側、という三つの内、外という概念は、異なった定義付けがなされています。その詳細は、次回、第二部以降でお話しをして参ります。 

 実際に、「意味」が「フラワー・オブ・ライフ」のどこに関連してくるのか、「価値」がどこに関与するのかを見ていくことに致しましょう。

 その一つの導入として、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への展開に欠かせないものがあります。それが、内部と外部の間の「緩衝帯」の存在です。





V.緩衝帯





 「人生の意味」として、私たちに関わる問題は、自らの「意志」としての「人生」への志向性、そして「人生」が私たちに期待する「意図」を意識するということです。

 つまり「人生の意味」とは、下記の二つの見立てができます。

@能動的な「人生」への「意志」

A受動的な「人生」の「意図」


にまとめることが出来ます。

 これら、「意味」を結びつける「意志」と「意図」は、「人生の意味」の形成に関与しています。最終的に「人生」を「味わう」四つの「味」を示して参りました。

 「味」という文字が「意味」に関与することは、非常に重要な観点です。「人生」の「味わい」とは、実際に経験することであり、体験することであると思います。

 それは、「味覚」が最も現実的であり、そして唯一体験として形あるものを「いただく」ということから、具体的な指針をしめすことができる「人生の具材」、経験のピースでもあります。

 「人生」においてチャレンジは非常に重要な行為です。ヘレン・ケラーは、常にチャレンジしなさいという言葉を残しています。

 無謀なチャレンジは良くありませんが、経験則から迷っている躊躇していることは、一回やってみることが大切です。

 「味わい」とは、食べてみないと分からないのと同様に、「人生の意味」も味あわなければ分かりません。これは非常に興味深いことです。

 「人生」の「味」なお話しは、今回第一部で最後になりますが、必要に応じて、第二部以降でも触れて参ります。

 さらに第二部では、「人生の意味」の構造的な理解を深めていくことに致しましょう。

 次第に、「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への展開が生じてきます。

 様々な「質問」や「疑問」が持っている「ルーツ」は何か。それらによって引き起こされる、ある「展開」とは何か。

 最終的にそのようなお話になると思いますが、まずは蕾の「花」が咲き始める序章として、次回、第二部から「創造」をテーマにお話しをして参ります。


本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。


 









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2017年10月14日

フラワー・オブ・ライフ 第一部 3.人生の賞味 (所要7分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第一部 人生

3.人生の賞味





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 今回は、「人生の賞味」というお話をしましょう。



 食品には、賞味期限が定められていることはご存知でしょう。食べ物は古くなると風味も落ちますし、生ものなどは特に腐りやすく賞味期間も短くなります。

 また、保存の仕方によっても賞味期限が変わったりします。たいがい冷暗所に保存して、あまり高温多湿なところに食品を置かないというような工夫も必要でしょう。

 「人生」にも賞味期限があることをご存知でしょうか。

 考えるまでもなく、人はいつまでも生きられるわけではないので、「賞味期限」があるのは当たり前なのですが、「人生の賞味」、特に賞味の方法について普段からあまり考えることはありません。

 おそらく明日は生きているだろう、一週間後も生きているだろうし、半年後も多分大丈夫、でも、1年後、3年後、5年?、10年後となってくると、どうなっているのか、予測が付きにくいと思います。

 ここでは、将来性をもって色々考えていくことも大切なのですが、むしろ「今、ここ」が「どこ」なのか、私が存在している、現在とは「どのような」場所なのかを知ることも大切だと思います。

 「人生」は、大概うまくいかないことの方が多いので、将来を見通し対策を練ることも大事ですが、現状を把握することで今いる場所の見取り図を手にし、自らが進むべき方向性を確認できるようにする、そのような人生の羅針盤の見方を習得しておくと、これから先も、ずっと使えるスキルになると思います。

 これら羅針盤の使用方法については、第二部以降でお話をすることにしますので、本日は、「人生の賞味」という人生を究極に味わう方法に焦点を当て、前回の「人生の趣味」と合わせてご一緒にお考えいただくと良いでしょう。

 当然ですが、味わい方は人それぞれ異なります。ですから、より豊かにそして楽しく生活をする方法は、人が居る分だけあるといっても良いでしょう。

 今回お話するのは、私の考える味わい方であり、それを強要するものではありません。

 よろしければ少し参考にしていただける程度でよいと思いますし、聞き耳半分で興味を持っていただけれは幸いです。

 そして、今回のお話だけで「人生の賞味」を言い尽くすことは当然困難なので、要点を少しだけ申し上げることに致します。それでは、お話を始めましょう。





T.味わうべき人生





 私たちが考える一般的な「生活」のイメージとは、どのようなものでしょうか。

 独身の方、結婚されている方、ご家族と一緒に暮らしている方、老後ご夫婦で暮らしている方、あるいは病気で入退院を繰り返したり、重病を患い入院生活を余儀なくされている方、施設でお暮しの方など、さまざまな生活スタイルがあると思います。

 そして、どんな人でも、社会人として「生活」をはじめるためにすることは、まず「収入」を得るということだと思います。

 そして、実際には会社に就職してお給料をいただいて「生活費」を賄うというスタイルがほとんどでしょう。

 はじめは、従業員、あるいは社員として会社のために働くという「生活」スタイルです。しかし、これは会社のためというより、先に申し上げたように自らの「生活」のため、といったほうが良い場合もあります。

 むしろ「生活」のために会社で働く。それが一般的な姿ではないでしょうか。

 しかし、同時に、仕事にやりがいをもち会社のために働くことがその人にとってとても充実した生活であったとするならば、大変幸せなことだろうと思います。

 終身雇用でその労を労(ねぎら)い、退職後の生活も生き々としたものであればなおのこと素晴らしい人生でしょう。

 ところが最近の会社における雇用形態は変貌を遂げ、終身雇用は影を潜め、年功序列の昇進昇給も保証されるものではなくなりました。

 最近の労働者の雇用環境は、バブルの崩壊、リーマンショックなどの経済破綻によって激変したといえます。

 しかも、終身雇用を終えて退職した一家の主(あるじ)が一日中家にいることになり、夫婦関係が悪化するケースも目にします。

 趣味もなく時間を持て余し、一日中テレビを見ているような夫だったら、家に居ないで外で仕事をしてくれたほうがまし、と世のご婦人方が「亭主元気で留守がいい」と揶揄しました。

 これが時代の要請であるかはわかりませんが、「生活」をどのように味わいのあるものにするのか、俯瞰的な視点や多角的な考え方が不足しているのではないかと思うのです。

 そういう意味では、「生活」だけではなく「人生」も問題でしょう。ワーカーホリック(仕事中毒)となって、一家を顧みないでいる「生活」、妻に「仕事をとるの、私をとるの」と迫られ答えに窮する夫、そんな「人生」。

 そこまで極端ではなくとも、昇進によるストレスや親族に関するいざこざ、子供の進学や教育などの様々な問題によって、夫婦関係や人間関係のすれ違いが生じることがあります。

 このような多様な問題を整理するために、また、味わうべき人生を実践するために、私は「四つ肢(あし)テーブル理論」を推奨しています。





U.「四つ肢テーブル」理論





 この考え方の基本は、すべては「自分」の意識の持ち様である、という概念が元になっています。理論についての詳細は第二部以降に解説しますが、人の意識の持ち方が人生を左右し、特にそれが「収入」形態にまで影響する考え方を示したものです。

 テーブルを「人生の舞台」と考えていただくと良いでしょう。テーブルを最も安定した状態に保つのが、「四つ肢テーブル理論」です。

 社会人としての第一歩は、何らかの方法で「収入」を得ることでした。初めにもお話しましたが、一般的に「収入」を得る方法を私たちは「雇用」される側としてとらえています。

 つまり 「就職」という形です。

 しかし「就職」という形だけではなく、本来「収入」を得る方法はいくつかあります。例えば、お店を開く、開業や「起業」するなどの方法です。

 ここで「人生」を思い出していただきたいのですが、「人生」とは、圧倒的な「あなた」への「興味」であり、「人生」は「あなた」に期待しているということです。

 ここに、究極の答えがあります。

 すなわち、最終的には「仕事」を「探す」立場から、「あなた」が仕事を「生みだす」立場へ、お金を「もらう」立場から、「あなた」がお金を「生みだす」立場へシフトしていくことです。

 中心である「あなた」の力で、新たな「仕事」を生みだす。最終的に「あなた」自身が「仕事」を生みだし「お金」を生みだすことが究極の興味であり、それを「賞味する」ことが「人生の醍醐味」なのです。

 「四つ肢テーブル理論」を簡単にご説明しましょう。
 
 会社の枠組みの中で、自分の資質を生かして働くことはとても「幸せ」なことです。それが、第一の肢(あし)となります。

 さらに会社という枠組み自体を「自分」が担うことで、多くの人に「福」をもたらすことができます。これが第二の肢になります。

 そして、さらにその仕組みやシステムを人に任せることで、『自分』の気持ちが「豊か」になります。これが第三の肢です。

 最終的に、このようなシステム全体をバックアップする社会貢献を目指すことで、『自分』の内なる「富」を築くことができます。これが第四の肢となります。

 これが、の循環という「収入」をめぐる法則です。

 このことは、あまり学校では教えません。どういうわけか日本では、経済の資産の流れや、起業についての考え方、あるいは株や為替の仕組みなどについて義務教育ではほとんど触れないのが実情です。

 経済について冷静な視点で見つめる智慧が整えば、実は本当の「富」をどう使うのかが分かってきます。そうすると他人事で裕福とか資産家、富裕層などという言葉だけが独り歩きをしなくなります。

 それは、本来、自分自身に直結することだからです。

 教育がこのような重要な経済の仕組みについて、あまり触れないことに、何か意図があると思うのは私だけでしょうか。ここであまり詳しいことは申しませんが、あえてそうしているように思えてなりません。

 そして、たとえ収入を得ることでも、私の考えではワークが先にあるのではなく、すべてライフが先であると考えています。

 それは、ライフなくしてワークは無いからです。ライフが生活の土台であり、そこにワークが寄り添うようにある、それが自然の摂理であり、その姿が本来当たり前だからです。

 ライフをいかに充実させるのか、それは当然「仕事」にもかかわってきます。その一番の問題が、「やりがい」と「居(い)がい」そして「収入」の問題なのです。

 この三つの問題をクリアーすれば、自ずと人生をどう味わうかという答えが見えてきます。




V.「人生」を味わうとは?





そもそも「人生」を
楽しんでいますか。

没頭できるような
趣味といえるものがありますか。

一人暮らしは寂しくないですか。

彼女(彼氏)と愛し合っていますか。

夫婦関係は円満ですか。

自分の好きなことを
仕事にしていますか。

時には自分を解放して
許してあげていますか。

本当はしたくないのに、
やらされ仕事をしていませんか。

仕事について愚痴を言っていませんか。

自分が本当はどんな仕事をしたいのか、
よく分かっていますか。




 このような様々な質問に、あなたは正直に率直に答えてみましょう。そうすることで、本来、あなたに課せられた人生の役割が見えてきます。

 そして、人生の意味を知ることになるでしょう。

 それは、他人と比較したり競い合ったりするものではありませんし、答えも、あなた自身しか知る術がないものです。

 次回は、そんな「人生の意味」についてお話ししてまいります。


本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。







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2017年10月07日

フラワー・オブ・ライフ 第一部 2.人生の趣味 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第一部 人生

2.人生の趣味





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 さて、第一部、2回目は「人生の趣味」のお話しです。



 普段、私たちは特にプライベートで「趣味」に没頭するようなときがあります。だた、本日お話しする「人生の趣味」とは、一般的に嗜(たしな)むような「趣味」とは少し趣が異なります。

 予め敷かれているレールの上を走っていく、なかば自分の意志とは関係なく運命に任せる生き方もあると思いますし、自らの意志で自分の運命を切り拓いていくような場合もあるでしょう。

 いずれにしても「人生」と「自分」の関係性を断つことはできません。生きている限り否応なくその関係は続いていくのです。

 そうであるならば、より良い関係性を築くために意識していくことは何か、今回は、そんなヒントをご紹介して参りましょう。





T.傍らに咲く花の存在







 唐突ですが、あなたが恋愛していたころのことを思い出してみてください。あるいは好きな人ができたときのことでも結構です。

 そんな時、あなたの感情はどうなるでしょうか。率直にその人のことを知りたくなると思います。

 前回も少しお話ししましたが、「人生」に興味を持つとは、だいたい人生に愛着があるか、あるいは「人生」に愛情をもっているか、ということだと思って頂くと良いでしょう。

 「人生」はあなたに希望を持っているのです。しかし、あなたは、違う誰かに夢中になっていて、「人生」にまともに向き合おうとしないことがあるかもしれません。

 でも、あなたの「人生」は、あなたの熱烈なファンです。「人生」は、あなたが気が付くまでずーと待っています。昔、「待つわ」という歌がありましたが、そんな感じで、あなたのことを待ち続けています。

 そして、あなたは向き合うべき「人生」というパートナーに対して、その意図を聞き出す術を知らないでいたり、周囲の取り巻きの否定的な態度や言葉で、向き合えないでいたりします。

 ここで勇気を出して「人生」というパートナーに、あなたは質問をしてみましょう。

 本当に好きな人にお話しをするように、聞き出して見てほしいのです。


 「ねえ、人生さん、あなたのご趣味はなんですか?」


 一般的な「趣味」は、人それぞれで違いますが、一人ひとりに与えられた「人生」が、その人に対して常に希望を持ち続けているとしたら、きっと次のように答えるでしょう。

 「私の趣味は、あなたへ愛情をもって接していくことです」と…。

 すこし、くすぐったいくらい恥ずかしい気持ちになるかもしれません。

 あなたが興味があり、好意を抱いている誰かからそんなことを言われたら、「幸せ」だと思いませんか。

 でも、私たちは、いつもその存在を忘れがちです。というより、普段そんなこと考えもしませんね。

 非常に近い存在なのですが、普段はその存在すら忘れてしまっています。これがたとえば、もしかしたらた「守護霊」の感じ方と似ているのかもしれません。

 いつも傍らに咲いている花が、私を見つめている存在だとしたら、たまには親しみを込めて、自分から見つめてあげてもよいと思うのです。

 いわば、人生と向き合うというのは、「フラワー・オブ・ライフ」に目を向け、興味を持ち、お互いの趣味について語り、共に味わい、そしてまたその「価値」や「意味」を分かち合っていく。そのような関係性によって成り立つのではないでしょうか。

 まるで、鏡の前にたつ自分自身をみているような感覚で、あなたが興味を持っている「フラワー・オブ・ライフ」、「人生の花」を見つめてあげてみて下さい。






U.お花見の観賞方法






 あなたのことが好きすぎて、ずーと傍らにいて、ストーカーかと思うほど一部始終を眺めていたいと思っていて、あなたを観賞すること自体が「趣味」のような存在、それが「人生」といえるかもしれません。

 「フラワー・オブ・ライフ」、『人生』が、あなたを見つめています。

 そして、先ほども申し上げたように、あなたは「フラワー・オブ・ライフ」を見出だす役割があります。

 花にもいろいろな種類があり、それをどのように観賞するかは自由です。しかし、絵画や陶器などの観賞と同じように、その道の作法というものを最低限知っておくことも大切でしょう。

 「趣味」というものは、必ずその道の作法があるものです。そういうことを知っておくと観賞も楽しくなっていくはずです。

 ここでは、脳の成り立ちをもとに少し解説をして参りましょう。

 たとえば、観賞方法には、右脳的な見かたと左脳的な見かたもあります。より境界を無くしていくような見かたと、より境界を意識するような見かたともいえます。

 人間の脳は右脳と左脳に分かれているのはご存知でしょうか。脳には能力の局在があるということです。

 右脳と左脳の違いがもたらす、大きな意識の相違をジル・ボルト・テイラーというお医者さんで、実際に脳卒中になり、8年のリハビリによって再起したお話が非常に興味深いものでした。

 TEDxというYouTubeの番組の中で、脳卒中(脳出血)になった時、内側から脳を観察できる!と思い、半ば興奮していたと証言しています。

 彼女は左脳のしかも側頭葉の出血だったので、優位半球という言語的なプログラミングをする部分や、運動野も障害を受けてしまいました。

 脳卒中になって初めて感じたのは、右脳優位になると境界がなくなっていくという感触でした。つまり、自分の身体の境界を意識できなくなり、逆に自然とのつながりや、天とのつながりを感じ開放的な気分になるという体験だったといいます。

 このような体験には個人差があると思いますが、これらの結果から境界を意識しているのは明らかに優位半球、つまり左脳の能力であることが分かります。

 ですから、左脳では言語的なプログラムなどが機能するわけです。極めて分析的な態度で物事を捉えていく役割があります。

 これに対し右脳は、中心から今ここを感じ、感じ方もエネルギーそのものを感じて常に感情からの情報を察知していくという、いわばフィーリングの世界に没入するような感覚であるといっています。

 左脳は分析的で直線的なイメージで、全てを切り分け理解していく言語的な領域を支配する世界であり、過去の記憶をもとに未来の予測をしたり、時間軸の流れを認識したりする世界です。

 この左右の脳の違いによって「フラワー・オブ・ライフ」もおおまかに二つの見立てが成り立つということです。
 
 今回は、そのヒントだけを申し上げておきましょう。

 それは、円の範囲と四角の領域という概念です。円は中心点からの範囲を、四角は辺に描かれた領域に閉ざされている、ということです。

 これだけをヒントとして出しても「?」とお感じになると思います。ではもう少し、ヒントを出しておきましょう。

 円は右脳的、四角は左脳的というと少しお分かりいただけますでしょうか。

 詳しい解説は、第二部にてお話することに致しましょう。


  「人生の趣味」とは、あなたと語らい、共に感じ共にに味わい、そしてまたその「価値」や「意味」を分かち合っていくことでした。

では、分かち合うには、実際にそれを食べてみるということがその理解に必要になってきます。

 恋人と、あるいはパートナーと、ともに味わうこととは何か。「フラワー・オブ・ライフ」次回は「人生の賞味」についてお話をして参ります。


本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。












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2017年09月30日

フラワー・オブ・ライフ 第一部 1.人生の興味 (所要5分)










「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜




第一部 人生

1.人生の興味







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 今回から、「フラワー・オブ・ライフ」について、解説をして参ります。「フラワー・オブ・ライフ」とは、「人生の花」「生命の花」などと呼ばれている、幾何学模様のことです。

 第一部では、「人生」をどのように見立てるのか、四つのセクションに分けてお話しをして参ります。本日は「人生の興味」というお話しです。

 ところで、みなさんは「人生に興味」をお持ちでしょうか。

 ここで「人生」について意義深い言葉を残された方をご紹介しましょう。第二次世界大戦中、アウシュビッツの強制捕虜収容所で生死の境を体験したヴィクトール・フランクル先生です。

あなたが人生に失望しても、
人生はあなたに失望しない。

誰かや何かが
あなたを待っているかぎり、

人は必ず
希望を持ち続けることができるし
自己実現できる


 このなかで『人生は貴方に失望しない』という部分があります。端的にこれが「フラワー・オブ・ライフ」の『ライフ』の意味ではないかと思います。

 つまり、いつでも、どんなときでも、「人生」が貴方に期待していることを自覚し、人生を生き、生かし切る『人生観』なのだと感じます。

 人生とは貴方を包み込む取り巻きであり、そもそも「人生の興味」は「貴方自身」であり、そして貴方が人生とどのように呼応していくのか。この共存在的な関係が「人生」を生きるということなのでしょう。

 そのような意味で申し上げれば、「フラワー・オブ・ライフ」に託された「人生」の意味を知ることは非常に大切であり、「人生」は貴方にどんな興味を示しているのか、それを知るヒントが記されているのだと思います。

 そして、私が「フラワー・オブ・ライフ」で最も重要だと感じるのは、図形的なデザインもさることながら、そのデザイン自体に秘められた情報が何を意図するのか、ということです。

 このシリーズでは、それらの重要な情報を解明できればよいと考えています。今回は、歴史的事実を参照しながら「フラワー・オブ・ライフ」の図形の意図するものは何か、様々な視点から解説をして参ります。





T.「フラワー・オブ・ライフ」の起源






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 上にお示しした図形が今回ご説明する「フラワー・オブ・ライフ」です。その起源は古く、紀元前3000年、いまから5000年ほど前から存在すると言われています。

 誰がどのような目的で、そして何を意図して描いたものなのか、学術的にもはっきりしたことは分かっていません。

 ただ、宇宙の生命エネルギーシステムや生命の創造パターンを形にあらわしたものとされているようです。そしてこの形の意図は、あらゆる生命体の中に潜んでおり、私達の身体の中にもその意図が深く刻まれています。

 この図形を眺めていると、生命力や自分の中の神秘を呼び起こし活性化されていくとも言われています。

flower-of-life-enscriptions-on-pillar-at-abydos.jpg
 そして、こちらがファラオの神殿の一部を形作るアビドスの柱ですが、「フラワー・オブ・ライフ」の模様が描かれています。

 これは紀元前3000年ほど前のものですが、非常に奇妙なことに、それがただ刻まれたものではなく、花崗岩に何らかの方法で焼き付けてあることが確認されています。

 このような事実から、もしかすると、この時代には高度な文明があった可能性や、十分な証拠や根拠はないのですが、高度な文明を持つ地球外生命体による何らかの意図があったのかもしれません。

 そして、描かれた二つの「フラワー・オブ・ライフ」は、ファラオの権威のシンボルであるラーの目を表すと考えられています。

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 また、トルコの世界遺産、パムッカレの西160kmほどに位置する「エフェソス」は、ヘレニズム〜ローマ時代の都市遺跡の中でも最も美しく、聖母マリアが晩年住んでいたというパワースポット・聖母マリアの家などもあり、近郊の町セルチュクやクシャダスはエーゲ海を見下ろす避暑地としても有名です。

 そのエフェソスの都市遺産の床の一部にも、「フラワー・オブ・ライフ」の模様が描かれています。

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 さらに、紀元前8〜7世紀のキプロスのカップに、神話の一場面とともに、中央にフラワー・オブ・ライフが描かれています。

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 レオナルド・ダ・ヴィンチが図面や文章で様々な発明やスケッチについて書いたものですが、その中にもフラワー・オブ・ライフに似た図が描かれています。

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 中国には、紫禁城の太和門にある狛犬がもっている玉があり、ここにも「フラワー・オブ・ライフ」の模様が刻まれています。

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 わが国、日本の狛犬も玉の紋様は「フラワー・オブ・ライフ」や関連する図形になっています。

 これらの歴史的事実は先ほども触れた通り、どんな目的でどのような意図で描かれたのかについては、研究の最中であるため諸説あるのですが、構造的な解明は進んでいないようです。

 まず、この円の意味が何であるかについては、「フラワー・オブ・ライフ」の基になる「シード・オブ・ライフ」の構造を理解することが良いと考えます。ですから、まずは「シード・オブ・ライフ」を解説することに致しましょう。





U.LIFE(人生・生命)とする意味







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この図形は、単純な円が繰り返しデザインされているものです。この最終図形が「シード・オブ・ライフ」というものです。

 この図形に含まれる意図とは、生命の誕生の歴史が記されているのだという説が有力です。また、聖書の天地創造で世界が作られる有様を、順番に表わしている形とも言われています。

 つまり、私たちを取り巻く自然や社会の文化、そして人々とのつながりから生まれる心模様など、それらの構造を示しているのだと思います。

 「人生の興味」。これは人生があなたに託したものを、あなた自身がミッション(使命)として見つけ出すことをサポートしていくような一面もあるのでしょう。

 人生とは、「人」が「生」きる「道」です。その「道」は、一人ひとりが生活を通して切り拓いていく「道」であるはずです。

 きっとそこには何らかの「使命」があり、担うべき役割があるのです。「LIFE」の「生命」とは、命を生かしていくことの役割であり、自ずと何らかの「使命」を持っていることが分かります。

 「人生」があなたに期待すること、それは、あなたが生まれるときに決めていたことであるとするならば、それを見つけ出すために、あるいはそれを思い出すために、この「フラワー・オブ・ライフ」の構造的な理解が役立つのです。

 中心に至るほど、重要なことが秘められています。生命の中心に向かって、あなたの意識を集中させましょう。そうすることで、開かれる舞台があるのです。

 それが「シード・オブ・ライフ」から「フラワー・オブ・ライフ」への転換点だと考えています。さて、これから、どのような展開が生まれるのでしょうか。

 このシリーズは4部構成で、1部につき4つのお話しをしていく予定です。次回は「人生の趣味」という観点からお話しをして参ります。




本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。








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2017年09月23日

フラワー・オブ・ライフ はじめに






「フラワー・オブ・ライフ」
〜人生の花をさかせましょう〜


はじめに







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深淵な世界、

「フラワー・オブ・ライフ」へ
ようこそ。

 
ここから、

人生の新たな展開が始まります。



 そもそも私たちは、今ここに居ること、ただ単純に「存在」している根本的な「生命」の意図や理由について、あまり追求することはありません。生命科学や生命哲学などの専門家でない限り深く触れないのが一般的です。

 しかしながら、私たちは無意識のうちに、ここにいる「意味」や「価値」や「真実」を探していることがあります。もしかしたらそれらの意識自体が、私たちに何かを「気付かせる」ために仕組まれている内なる文化、「インナーカルチャー」なのかもしれません。

 ここに、このシリーズを始める大きなチャレンジがあります。

 マクロは宇宙の実態から、ミクロは原子物理学の振る舞いまで、自然物理科学の実証的結果は日々更新され続けています。そして現代の情報化社会における情報量は天文学的な数に上っています。

 「神聖幾何学」「フラワー・オブ・ライフ」で検索すると実に多くの図形やデザイン、その他の情報が得られます。プラトン立体との関わりや、シード・オブ・ライフとの関わり、その他、フルーツ・オブ・ライフやツリー・オブ・ライフなど、他の生命の根源を示す図形など、様々な情報がヒットします。

 このように増え続ける情報のなかで、今回のシリーズ「フラワー・オブ・ライフ」の解説は、複雑化した情報を、少しずつ単純にしていくことを念頭に置いています。

 物事の見立てを少し単純化して、「フラワー・オブ・ライフ」の本当の役割は何かを探求していきたいと思っています。

 また、「フラワー・オブ・ライフ」における「場」の意味を決定していく「マッピング」を中心にお話しを進めて参ります。これは、「フラワー・オブ・ライフ」の構造を明らかにしていく作業です。詳細は次回以降にお話ししましょう。

 そして、「方向」を意図する考え方にも触れて参ります。宇宙には方向性があり、八つの方向に向けて広がります。そのうち水平展開と八方展開が主体です。これらは仏教の「八正道」と関係する内容を含んでいます。

 この「展開」があるが故に、「フラワー・オブ・ライフ」が誕生すると言っても過言ではありません。第三部では、仏教の教えと「フラワー・オブ・ライフ」の組み合わせを確認しながら「マッピング」を行っていきます。

 そういう意味では、今回のシリーズ「フラワー・オブ・ライフ」は、他の検索でみられるような形だけの存在ではなく、そこに意味と同時に「価値」が創出されるオリジナリティーと独創性を持つ、まさに新しい形(フォーマット)であることを申し上げておきましょう。

 それでは、これから「フラワー・オブ・ライフ」〜人生の花をさかせましょう〜の解説をはじめて参ります。


お楽しみに。







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2017年09月09日

アイデアのつくり方 「アイデア」の展開






コラム




アイデアのつくり方


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「アイデア」の展開






 さて、「アイデアのつくり方」も今回で最終回になりました。

 単なるアイデアの創出というお話ではなく、私たちが人生において、「ここ」にいる意味や、その人生の意図を思い出していただくための「ヒント」になることを、中心にお話してきました。

 前回の「疑問詞」に裏打ちされた様々な問いが、あなたの人生に必要な「ヒント」や「アイデア」を生み出してくれるはずです。このコラムは、シリーズ「フラワー・オブ・ライフ」への導入としてお話していることは、最初にも触れたとおりです。

 「シード・オフ・ライフ」が「フラワー・オブ・ライフ」に展開するのは、人生の「花」を咲かせることにほかなりません。私たちは、長い間の「種」の状態から、ほんの少しの間だけ咲く「花」のような存在かもしれません。

 この「花」は、表現をし続けています。そして「花」は実を実らせ、また「種」を残していきます。

これら一連の巡りは、「シード・オブ・ライフ」や「フラワー・オブ・ライフ」の巡りに通じる動きを理解すると非常に興味深いことが分かってきます。

 それでは、さらにしっかりと「アイデア」を構築させるためにはどうしたらよいのか「ヒント」をお話して参りましょう。



<其の一>
羞恥心と成長のヒント




 自分に正直になるためには、人に恥ずかしいと思われることや自分が恥ずかしいと感じる思いについても内部の自分の心の中で決して嘘をつかず、率直に答えていくことが大切であるとお話しました。

人間は感情的な生き物であると言われています。感情の表出をこの「シード・オブ・ライフ」にマッピングしていくと、次のようになります。

@)恐れ

A)悩み

B)怒り

C)羞恥

D)悲哀

E)不安

F)嫉妬


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 こうしたネガティブな感情というのは、何らかの己の心情に気付くためには重要な役割を果たします。しかし、あまりそのままにしておかないほうが良いのです。これらの感情を放置しておくと、下記のような問題行動が生じてきます。

@)恐れ→逃避行動

A)悩み→消極(陰うつ)行動

B)怒り→攻撃行動

C)羞恥→隠遁(ひきこもり)行動

D)悲哀→消沈(抑うつ)行動

E)不安→回避行動

F)嫉妬→陰湿(苛め)行動


 しかし、私たちは「アイデア」を創出するためには、このような心情のギャップが非常に重要な「ヒント」になるのです。例えば、「羞恥」は、アイデアの源泉のようなものです。

 失敗したこと、恥ずかしい思いをしたことは、隠したくなることが多いのですが、この心情がなければ、改善はおろか、その方法も思いつくことはできません。

 ですから、「ニーズ」を支えることや「アイデア」をつくり出すには、基本的にこの羞恥心が大切であるということも言えます。

 この辺りは、勇気を出してカミングアウトするような気概が必要かもしれません。



<其の二>
なんとなく見るということ




 また、少し逆説的にお感じになるかもしれませんが、余裕であるとか、考えを意識に外に出すことをヤングは言っていました。あまりはっきり見ずになんとなくみるということがヒントです。

 これは、結果的にアイデアが創出されればあまり考えることではないのですが、少しこの辺の理論的な説明をしておきましょう。

 実は、円を用いたカテゴリーの見立てでは、何となく見ることが難しいのです。ですからここは、私がお示ししている「心の立体モデル」を見てみると、何となくの意味が分かります。

 次にお示しするように、二つの図の違いを見ると明らかになります。
idea 7 base category+rules.png理想と現実の視野と視点_image.bmp

 円の領域ではあまり認識できない「三つの側面」が、それぞれの「カテゴリー」内でどのように関係しているかが一目でわかるのです。

 たとえば、「精神カテゴリー」の部分には「理の面」と「知の面」と「感の面」がどのように関係しているかがわかります。「精神カテゴリー」は、精神はもとより、理念や意志、志向性、あるいは霊や気力なども関係する部分です。その言葉がどのように構築されているのかを立体視することができます。

 「理の面」には「理念」や「意志」が、「知の面」には「志向性」などの能力、「感の面」には「霊力」や「気力」などの力が乗ってくるのが分かります。このようにたった一つの言葉である「精神」を表現する「カテゴリー」が、その他の関連する用語とどのように位置するかを知ることができるのです。

 円から立体に変換するということは、すなわち、ある領域や範囲を多面的に見てみる、あるいは仮に考えてみる視点を持つということです。

 陰陽の太極図は、立方体と球体の複合体によって描かれるというのはご存知でしょうか。

 その時にも構造的にギャップを解消することで、太極図全体の構図が完成します。

 この「アイデア」の創出方法は、テクニカルな面があります。円の「カテゴリー」と同様に立方体を取り囲むアスペクトから得られる情報を含む領域に入る言葉を探すことです。

 あるいは、自分の恥ずかしいことや、失敗したこと、褒められたこと、才能があると思っていることなどを率直に自らに問いかけてみることも大切でしょう。

 まずは社会の成り立ちとしての「カテゴリー」を見渡し、その中から気になる部分の「カテゴリー」について、周囲の「疑問詞」に一つひとつ答えてみてください。

 それから「世の中のニーズ」に合致し見合うものがあるかを見つけ、あるいは「放置」し意識の外に問題を投げやって、「アイデア」が蒸されるのを待つことも大切です。

 

 いかがでしたでしょうか。境界のきわどい領域を微妙な表現を生かしていくだけで、人生における楽しみや豊かさが湧いてくるのではないでしょうか。

 思い切り「恥ずかしい」内容が、あなたにとって大切な「ミッション」になっている可能性もあるのです。むしろそういうことが多々あります。

 自分に大切なこととは、本当に自分自身しか分かりません。オリジナリティーのある独創的な奇才も鬼才も、これって可笑しいかな…というような、素朴な疑問や問いかけから来てる場合があります。

 そのようなコアの自分を、まずは探してみてください。中心の自分の姿がわかってくると、意外に周囲との関係性が良くなったり、副次的な効果も期待できます。

 周囲との関係性においても「アイデア」を創出することに関係します。

 福沢諭吉先生は、生徒との対話の中からヒントを得て様々な本を書いていきました。このようにコミュニケーションをとることも大切でしょう。

 皆さまの生活そのものを生かしていくことが「アイデア」の創出に結びついていることを、もう一度思い出していただき、生活を実りあるものにしていただければ、とても嬉しいです。

 このシリーズが、「アイデア」の構築に何らかのお役に立つことができれば幸いです。

 では、次回からシリーズ「フラワー・オブ・ライフ」についてお話をしてまいりましょう。




本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。








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2017年09月02日

アイデアのつくり方 「アイデア」の誕生






コラム




アイデアのつくり方


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「アイデア」の誕生





 前回は、「アイデアの孵化」ということでお話しましたが、「孵化」の段階は、いわばよちよち歩きのヒナの状態で、これからしっかりと歩くために「アイデア」を現実的に使えるものにしなければなりません。

 現実の有用性に合致させるための最終段階で、「アイデア」を具体化させる段階があります。それが「アイデアの孵化」から「誕生」に至る段階です。
 
 ここでは、「孵化」でみてきた「シード・オブ・ライフ」のカテゴリーについて、世の中の「ニーズ」とどのように関連しているのかをお示しすることに致します。

 ただやみくもに「アイデア」を生み出すのではなく、有用でしかも自らの「使命」を全うするような「核心的」な「アイデア」を生み出すために、前回のお話からの続きをすることに致しましょう。




<其の一>
様々な関連性を見出す




 まず、これらのカテゴリーが、社会の「ニーズ」とどのような関連性があるのかをみて参ります。

 「シード・オブ・ライフ」は、前回もお示ししたように、ただの幾何学的な模様ではなく一つのツールとして見立てることが出来ます。もう一度、カテゴリーを見てみましょう。
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 幾何学模様の場所にそれぞれに関連性をもつ意味付けがされたことにより、「シーズ・オブ・ライフ」は単なる模様ではなくなるのです。

 この図は「ニーズ」の意味をはじめ、学術的な研究エリア、あるいは経済的なトレンド、芸術的文化的なセンス、人間の意志や指向性のヒント、集団心理や民度のチェックなど、ありとあらゆるつながりを視覚的に確認できるツールとして使えます。

 

 「ニーズ」はいつもお話ししているように6つあります。@成長 A貢献 B確実性 C不確定性 D自己重要感 E愛と繋がり感覚です。

 これら6つの「ニーズ」は、カテゴリー内では次のように位置しています。

成長=人格
貢献=身体
確実性=社会
不確定性=帰属
自己重要感=心理
愛と繋がり感覚=精神

 以上のカテゴリーにはそれぞれの「ニーズ」があるのですが、「利己」と「規律」には「ニーズ」が存在しません。

 その理由は、中央の「利己」と「規律」は能動的に「ニーズ」を満たす工夫をする側となるからです。

 「利己カテゴリー」が存在することで、選択の自由性を任される「場」が生じます。それがいわば、「規律」を含まない「利己」の領域です。これを「緩衝帯」バッファーエリアと呼び選択の自由性を意味する領域です。

 別の視点からいえば、「規律」と「利己」の間のギャップ、すなわち「緩衝帯」「場」を意識することで、自身に与えられている「使命」ミッションとしての課題に対する仕事を創出することができます。

 ですから、規律と利己の二つが非常に重要になってくるということです。





<其の二>
つながりの見立て方



 
 では、ここで少し詳しく「シード・オブ・ライフ」に配置されているそれぞれの「カテゴリー」の関係性を見ていくことにしましょう。

 例えば、最上位に位置する「人格性」を形作るカテゴリーは、最も近いものから遠いものまで、その位置関係で現わされています。

 最上位の「人格性」は、「精神」「身体」が両脇に存在しています。そして最も遠い存在は「帰属心」ということになります。たとえて言えば、「人格」とは「帰属」を重んじますが、「帰属」の中でなにか問題点があれば、それを指摘し結果的に適切な行動へ移せる人が「人格者」であるということが言えます。

 つまり、単に周囲に従属したり迎合したりせず、帰属の中でも自立した考え方を持ち自らの信条に基づき行動できるマインドを持つことを示します。

 次の「身体」は、「人格性」と「社会」が隣り合わせになり、最も遠い存在は「心理」ということになります。行動は社会の中で、およそ「人格的」な指向性を持っていますが、特に集団心理や大衆心理などの影響、あるいは集団を基礎におきながら個別性を伝える部分であるということを示しています。

 また、一人ひとりの行動が、何か表立った結果が現れる場合は心理に影響しやすいですが、一人の行動だけでは集団心理に影響が及びにくいともいえます。

 「社会」は、「身体」と「帰属心」が関与し、最も遠い存在は「精神」ということになります。会社を例にとれば、帰属集団のなかでは「会社の理念」に向けた行動を求められます。そこに個々の精神は反映されないことがあります。したがって、「会社理念」と「個人精神」は対極にあると言えます。

 しかし、会社の理念が自らの信条に合致する場合は、その力は多大なるものになります。それは自らの「精神」を補強し「やりがい」や「居がい」につながる土台となります。

 以上、三つの軸からお話しをしましたが、「仕事」の「ニーズ」が遠い存在から、近くに在る存在まで、どのように影響しあっているのかが分かってきます。

 「カテゴリー」同士の遠いところは、お互いに影響が及びにくいという側面だけではなく、そこが土台となって作用することも「アイデア」を生み出す「ヒント」になります。

 このようにして、実際に最も離れたところにある両者が際立った「ギャップ」を示すところになりますが、もちろん、両隣にある「カテゴリー」やそのほかの部分も「ギャップ」として存在する領域になります。

 そして、単純に遠いカテゴリーが関与しないというわけではなく、むしろそれとどうしたらマッチできるかということを考えると良いでしょう。「アイデア」を生み出す方法として、これらのギャップを意識することです。

 また、周辺のポイントから疑問に答えることにより、「アイデア」を生み出すきっかけになります。

 中心の「なぜ」という疑問に対し、「いつ」「どこで」「誰に」「誰が」「何を」「どうした(どのように)」という周囲にある疑問詞がその命題の意図を明確してくれるのです。
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 これらの疑問詞は、ニーズに見合った場所に割り振られています。すなわち「知の面」「理の面」「感の面」の3つです。簡単に説明しますと次のように理解できます。

 「知の面」をつかさどる左下から右上の軸は「時間」と「能力」に関与し「いつ」「どうした」という疑問詞を導きます。

 「感の面」をつかさどる右下から左上の軸は「集団的他者」と「個人的主語」に関与し「誰に」「誰が」という疑問詞を導きます。

 「理の面」をつかさどる上から下の軸は「物」と「場所」に関与し「なにを」「どこで」という疑問詞を導きます。

 中心の「なぜ」という、命題に答えるには、できるだけ周囲の疑問詞について正直に率直に素直に答える必要があります。そうすると、様々な質問に答えるうちに、自分自身が何をするべきななのか、その「使命」を発見しやすくなるはずです。


 いかがでしょうか。
 
 ちなみに、ヤングは、アイデアの誕生にいたる前の第二段階から第三段階で、関係性をパズルのように組わせていく場合、事実というものをあまりまともに直視したり、字義通りに解釈しないほうがその意味を啓示することがままある、ということも言っています。

 つまり、どんなに突飛に、あるいは不完全なものに思えても、一切気に留めないで生まれてくる本当のアイデアの前兆として、書き留めてみること。あるいは、まったく問題を放棄して、できるだけ、この問題を心の外に放り出し、無意識の心に移し、勝手に働くのに任せておくのが良いともいっています。

 これが、初めにお話しした、心の「余裕」とでもいうのでしょうか。この段階において、問題を意識の外に移し、無意識の創造過程を刺激するような音楽を聴いたり、小説を読んだり、感動したり自らの心を移すことでアイデアが創り出されるのを待ってみることも大切なのでしょう。

 そうすると、マインドの内部で何らかの変化が起こるのだといいます。


 さて、最終的にアイデアはどのように独り立ちをしていくのでしょうか。

 次回は、「アイデア」の展開についてお話して参ります。


本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。







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2017年08月26日

アイデアのつくり方 「アイデア」の孵化







コラム
アイデアのつくり方

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「アイデア」の孵化(うか)





 今回は、「アイデア」の孵化ということでお話をして参ります。



 初回にお話しした通り、ヤングは情報収集に一般情報を集めること推奨していました。これは、教養のようなものだと解説しましたが、この「シード・オブ・ライフ」のカテゴリーには、それを分類するための最良のガイドラインが含まれています。

 あらかじめ生活に必要なすべてのカテゴリーがほぼセッティングされているということです。

 このガイドを利用しやすくするために、これから前回お示ししたカテゴリーの「言葉」をもう少し詳しくご説明しましょう。

 そして、一連の「言葉」をご説明した後に、これらのカテゴリーを象徴する、世の中の「ニーズ」についてお話しします。

 基本的に「仕事」とは、これらの「ニーズ」を満たすものであり、カテゴリー間の「ギャップ」を埋める、あるいは解消することを目的としています。

 そして、その「ニーズ」に見合った仕事が、世の中のためになる、あるいは価値のある「仕事」になるはずです。

 価値ある「アイデア」を探すには、「カテゴリー」の共通点を見つけるような、つながり感覚が必要になる場合があります。

 それらの共通点の特性を理解することで、さらに使える「アイデア」の「ヒント」が得られると思います。

 では、早速それぞれの「カテゴリー」の言葉の意味を深めて参りましょう。




各々のカテゴリーの意味




 それぞれにお示しする「カテゴリー」の意味は、はじめは抽象的に思われるかもしれません。

 しかし、全ての「カテゴリー」をまとめ、「シード・オブ・ライフ」の円の配列が完成すると全体像が見えてきます。

 そうすると、一つひとつの「カテゴリー」がどのような関係性で成り立っているのかが理解でき
「カテゴリー」の意味が明確になってきます。

 すなわち、共通点となる部分は何か、またその「カテゴリー」の主要な役割は何かが明確になってくるのです。

 ジグゾーパズルも、一つの「ピース」を見ただけでは全体像が見えないのと同様で、はじめは、そんなものかな、という感じでご覧ください。

 ですから「カテゴリー」は一つの「ピース」です。その特徴となる「キーワード」に下線を引いてみたので、それを確認なさって下さい。


 では、まず「人格カテゴリー」から始めましょう。



@ 人格カテゴリー


 「人格カテゴリー」の条件とは、言動行動一致公平公正判断ができることです。

 その言動と行動の土台にあるものは、善良なる良心をもとにした全体を見通す公平なジャッジと公正な判断力であり、個々人のもつ内面的な精神に深く関与する領域です。

 ですから周囲に開かれた覚醒状態であることが望まれます。

 人格的意識のもとに公正な判断と適切な行動に移すことができる、それが「人格カテゴリー」の基本的な構えになります。


A 身体カテゴリー


 ここでいう「身体カテゴリー」とは、ただ単なる「身体」[からだ]だけではなく、その体を使った「行動」も範疇に入ります。

 もちろん生理学的な身体そのものの機構も含みますが、それと同時にそのシステムや実際に動く動作、機能、仕組みなどもこのカテゴリーに含みます。

 先の説明の「内部」「外部」の境界は、単純に私たちの持つ「皮膚」であるとお考え下さい。

 「内部」は筋肉や血管、骨、内臓、血液、神経系統、あるいは細胞内にあるDNAなどすべての構造物を含みます。「外部」は実際に観察可能な行為、所作、動作の領域です。

 「身体」のアスペクトは「公人性」「外面」「個々人」となっています。ですから私の体は「公人」であるということになります。

 これをお聞きになって不思議に思われる方もおられると思います。

 では、「私」とは誰なのでしょう??。

 「私」の正体とは、後でご説明しますが、「カテゴリー」では「利己」そのものです。

 「利己」のアスペクトをもう一度ご確認いただきたいのですが、「私人性」「外面」「個々人」となっており、大きな違いは「公・私」と「内部外部」だけです。

 とかく身体は私のものという感覚が強いのですが、本当はそうではなく、特に「身体」は借り物ということです。

 「マインド」は「内部」であり「利己心」が「マインド」の「内部」を占めることになるのはむしろ当然のことでしょう。

 「私」=「自分」と考えると、「マインド」を最終的に生み出すのは「利己」になるのです。「利己」については、「カテゴリー」の最後に説明します。


B 社会カテゴリー


 「社会カテゴリー」は、実際にプロダクトされた製品や、社会文化における構造物すべてを含みます。

 都市の建物や、インフラ、また携帯電話からPCのチップなど、そして様々な製品の設計図などもこのカテゴリーに含まれます。自明で非常に明確な世界です。

 このカテゴリーの「内部」「外部」の境界は、単純にすぐに見えるものと見えにくいものとしてもよいでしょう。例えば、私たちが普段使っているPCの「内部」を見ることはできません。

 ですから一応はPC本体の内部を「内部」としてもよいのですが、もう一歩イメージを進めると、それらの設計図ということになります。

 すべてのものは二度作られるわけですが、一度目に想像したものを設計図にしたものが「社会」の「内部」の核にあたり、「外部」は実際にプロダクトされて目に直接触れるものとお考え下さい。


C 帰属カテゴリー


 「帰属カテゴリー」とは、集団の中での振る舞いとその結果もたらされる雰囲気のようなものです。

 この説明では、釈然としないかもしれません。この領域は心情的な問題に関与し、ここには「集団の意識」が深くかかわってくるためです。

 例えば、ある国における民度(民の意識レベル)のような「集団意識のレベル」に影響するといえます。

 国の様々な文化が人々の意識に影響するように、この領域は「これ」と指し示すことが困難な領域でもあります。だからこそ、「空気読め」という言葉は、この「帰属心」に大きく係わるのです。

 「内部」と「外部」の境界をあえて表現するならば、帰属性からは、より内面の「帰属心」に向けた解釈であはありますが、ある集団を支える「活気」「活力」の「充実度」のようなものであると考えられます。

 その集団の社会的慣習や風土など、これは歴史の時間的経過にも関連してきます。

 そして、もう一つ特筆すべき点は、私人性と公人性の違いをよく反映する領域でもあります。

 例えば、愛国心と国防の狭間で、平和と戦争の是非を問うときにも、平和な国民でいたい自分と国防として軍隊を持つことへの反感に対し、どのようにバランスをとるべきかなど、集団の理念というものが「己(おのれ)」の平和への願いと、国に従属する「帰属心」とにどう馴染ませるか、その平衡術を必要とする領域でもあります。


D 心理カテゴリー


 「心理カテゴリー」の基本的なアスペクトは、「集団」「内面」の「私人性」であり、「内部」「外部」の境界は、ユングの集合的無意識にも関連します。

 ここも文化の影響を色濃く受ける領域であり、先の「帰属心」のように「活力」をまとう領域でもあるのですが、より「集団」の「内面性」の「気力」に関与する領域となるところが「帰属カテゴリー」とは異なるところです。

 「帰属カテゴリー」は「外面」領域に左右されます。

 一つの例ですが、あらゆる「利権」を担う文化構造は「帰属意識」を生み出します。「利権構造」が「外面」であり、これが「内面」にもたらされる境界に「帰属心」があり、それを下支えする意識のレベルが「集団心理」となります。
 
 このように「帰属心」のベースが「集団心理」に影響し「心理カテゴリー」の状態に反映してくるのですが、「帰属」の当事者にはそれがなかなか見えにくいのです。 

 この領域は本来の「心理」を醸し出す「場」です。この「場」が本来の「心理」の領域を生み出しています。

 そして、表立ってはなかなか表出されない領域なので、ブラックボックスのような半ば閉ざされた「場」でもあります。

 「内部」には、集団の過去の歴史的記憶が埋没しており、その記憶とアクセスできる「場」にもなっています。

 「集団心理」と「集合的無意識」との違いは、「集団心理」とは、ある特定の集団の心理状態を指すのですが、「集合的無意識」は、文化の中で培ってきた人々のもつ基本的なイメージに強く影響されるような印象的意識のことです。

 たとえば、色彩の持つイメージであるとか、神話的な賢者のイメージや天国や地獄などの印象、快感や不快などの感情を基にする共通の心理状態を指します。

 ですから、この領域も客観的に評価することが非常に困難な領域ではありますが、最近評価する方法論としてエスノメソドロジー(民族感覚的方法論)が確立されつつあります。

 

E 精神カテゴリー


 周囲のカテゴリーの最後、6番目は「精神カテゴリー」です。「精神」のアスペクトは、「私人性」「個々人」「内面」でした。「精神」は「意識」の「意」と関与が深いのです。すなわち「意志」「志向性」を「精神」といってもよいでしょう。

 すべてのものは二度作られるという言葉はすでに申し上げましたが、初めに造られるのは、この「精神」の領域において為されるのです。

 「内部」「外部」の境界は、意識の覚醒状態睡眠の状態とお考えいただいてよいでしょう。中間に夢見の状態がありますが、それは境界そのものとも言えます。


 以上、6つのカテゴリーを見てみました。

 これらのカテゴリーは、すべてアスペクトに支えられています。

 そして、これらの成り立ちは、基本構造として、「シーズ・オブ・ライフ」に組み込むことができます。その図が下にお示しするものです。
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 しかし、この図は、まだ重要な部分が描かれていません。

 そう、内部の構造、すなわち中央のリングが入っていません。

 中央、「内部」とは、私たちの核となる部分です。それは自我や自己などの自分すべてとリンクする輪です。

 その部分には本来の私たちが目指すべき目標となるガイド、そして自らの使命を思い出すために仕組まれた重要なシステムが包含されています。

 それをこれからご説明しましょう。


F 規律カテゴリー


 「規律カテゴリー」は、6つの「カテゴリー」をリンクする中心的役割を担います。それはちょうどコンピューターのCPU(集積回路)のような役割があります。

 ここは、コンピューターの性能が変わるほど、全体に影響力を及ぼす部分です。コンピューターの心臓部「インテル」のヴァージョンが変われば全ての機能に影響が出るのと同じです。

 しかし、一つ言えることは、「シード・オブ・ライフ」において、このヴァージョンははじめからフルスペックである、ということです。

 つまり、ほとんどの場合、最高で最新のヴァージョンであり、しかもこの情報は書き換えが可能という、これまた普通のコンピューターでは考えられないような、超高速処理能力をもつ集積回路としては非常にありがたい代物なのです。

 その理由は、大部分の課題がこれからご説明する「利己」の内容とのリンクすることにあります。

 つまり7つのカテゴリーまでは、いわばハードの役割で、最後にご説明する「利己カテゴリー」がソフトになります。ソフトがどのような内容かで、集積回路の反応も変化するというわけです。

 ですから、「規律カテゴリー」は生命でいえば遺伝子を調整する役割を持つということです。遺伝子を調整するのですから、遺伝子自体ではないということはお分かりでしょうか。

 その見立て方などについてはまた後程ご説明しますが、一例をあげておきますと、A=規律カテゴリー、B=身体カテゴリーとすると、A∩Bのところには遺伝子が入るのですが、A自体が遺伝子ではないということです。

 コンピューターについても同様のことが言えます。A=規律カテゴリー、B=社会カテゴリーとすると、A∩Bに集積回路が入るのですが、A自体が集積回路ではないということになります。

 「つけもの」と「大根」の共通項が「たくあん」になることを思い出して下さい。

 「規律カテゴリー」とは、周囲のカテゴリーを刷新(ヴァージョンアップ)する機能を担うものであることが分かると思います。そのような意味も含めて、「規律」をご理解いただくと良いでしょう。

 下の図でハード面は完成です。この上にソフトが載ることになります。
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 では、最後に「利己」について解説致しましょう。


G 利己カテゴリー

  
 「利己カテゴリー」は、ソフトと申し上げました。

 ひとつ象徴的な話を致しましょう。

 「あの世」に「TUTAYA」のような、いや、それよりも大きくて巨大な「智慧のライブラリー」があるとご想像下さい。

 「TUTAYA」にも多くのDVDがありますが、自分の人生のお手本になるようなストーリーの映画を借りに行ったとしましょう。

 「あの世」では、自らの過去の経験に照らして理想的な将来を担えるような映画を見たいと思い、借りに行けるとご想像ください。

 理想を掲げて、それに近い映画があれば、それを借りて見ます。そしていくつかの印象的な場面、あるいは全編でも最終的なヴァージョンを
インストールして生まれてくるときに持ってこれるとします。

 「利己カテゴリー」にはあの世でインストールした「目標」があり、あこがれを持っており、そうなりたいと願っている、あるいはそれを求めている自分がいます。

 ところが、この映画の内容は、自分が生まれるときには忘れるようにできているとしましょう。そして、現実は映画のストーリーように上手くいかないことばかりになっていきます。

 どうして「あの世」で、目標を立ててきても目標を自体を忘れるという事態になったり、現実ではうまくいかないようなことになってしまうのでしょう。これは一体どういうことなのでしょうか。

 あくまでも観測的な解釈ですが、それは、自らが与えた目標である使命を、もう一度思い出すのが、非常に重要であるということかもしれません。
 
 自らが決めたことを思い出すという「試練」自体、大いなる「気付き」として「自己の中心に居(お)わす神」が求めている命題そのものであるということなのでしょう。

 やや大袈裟な表現ではありますが、最終的に「自らが気付く」という形をとることで、それまでに至るさまざまな失敗に伴う「情動」や、思い至ったときの「感動」など、そのプロセスがことのほか印象に残るのではないでしょうか。

 こう言っては情緒的すぎるかもしれませんが、「気付き」を得るまでの過程を楽しんでいるとでも申しましょうか、つまり、自分が選んできた「シーン」や「映画」の成り行きを、もう一度「観客」としてではなく、「自らが演じてみたい」つまり本気で主演していると考えて頂いてもよいでしょう。

 このような憶測で、この「ソフト」に刻まれた内容が、現実として映し出されているとしたら、むしろ「主演者」が自らの演技をチェックするかのように、いかに「客観的」に、他の視点から物事を俯瞰していく見立てが重要になるかがお分かり頂けるのではないかと思います。


 すこし解説が回りくどくなりましたが、このようなバックグラウンドがあることを知ることで、少しは自らの「使命」を思い出しやすくなるのではないかと思います。

 今申し上げたように、周囲のカテゴリーは、「自らの演技」をチェックし、中心の「使命」を思い出すために様々な問い掛けをしてきます

 これらは全て「使命」を思い出すためにある舞台セットのようなものであるとご理解下さい。
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 これらの「カテゴリー」には、「アイデア」を作り出すほかに、自らの「使命」を思い出すためのヒントも隠されているのです。

 少し長くなりましたので、次回は、これらカテゴリーの「ニーズ」と関連性についてお話して参りましょう。


本日も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。












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